学生の時の夢を見たときはただただ昔が恋しく
仕事の夢を見たときはひたすら憂鬱な朝がやってくる
毎日仕事に行くだけの朝に
夢だけが変化をもたらしている今日この頃
昔が懐かしいと思うのは、今の生活に飽いているだけでなく
本当にあの頃がスキだったからだろう
毎日遊んでいただけだったけれど、それが最高だった
クラブいったり飲み屋いったり麻雀してみたり、サークルの溜まり場でひたすらだべったり。
夢の中であった昔の仲間は今はみんなバラバラだけど
きっとそれでいい。ライフステージが移り行くことは正しいこと、悲しいことじゃない
水も空気も、人も心も、留まり過ぎれば淀むだけだろうから
終わったからこその美しさ、散ることを知っているからの儚さ。
きっと今だって、いつかは懐かしい帰りたい昔になるんだろう。
どこかで聞いて心に残ったこんな一節
「私は10年後、20年後、天命尽きてこの世から消える直前から今に帰ってきた
自分の人生を、未来を、過去をかえるために」
そんな気持ちで生きていけば、日々を強く生きていけるのだろうか
私はどうしても後ろを向かずにはいられない
今でも好きなあの人がいた(結局一度も想いは伝えられなかったけれど)
本当に還るべき、魂の故郷を