お読み頂きありがとうございます✨

    

現在6歳の息子は

2歳の頃、目の中に腫瘍ができる

小児がん【網膜芽細胞腫】が分かり

全身化学療法に始まり、

局所治療、陽子線治療など

2年半に渡る治療も虚しく、

両方の眼球を摘出し、

全盲になりました。

眼球摘出後は、追加治療として

化学療法、自家造血幹細胞移植、

大量化学療法や放射線…。

さらに半年の入院を終え、無事退院。

現在は、経過観察に入り、

定期検査のみです。

全盲の為、視覚支援学校に通っています。

この春からピカピカの一年生です☺️

目は見えなくても陽気で明るい

息子との日々を綴ります🎵


10日ほど前のお話ですが、

無事に幼稚部を卒業しました。

(視覚支援学校なので

卒園ではなく、卒業と言ってます。)


2年前、年中さんで入園しましたが、

入学式には東京での入院で参加できず。

その入院中に、

腫瘍は拡大しており

もうこれ以上治療は出来ないと言われて、

左眼球の摘出を言い渡されたのでした。



どん底から始まった幼稚部生活。

ようやく慣れてきた頃に摘出手術。

眼球摘出後、

治療が必要になり、

半年間の入院生活。辛かった。。


退院してようやく復学。

体力が戻らず、連続して通学出来ず。


しっかり学校に行けて

色んな行事に参加できたのは、

年長さんでの1年間でした。

本当にあっという間でした。


気の合うお友達、

楽しく明るく優しい先生と

過ごした日々。

好きなこと得意なことを

最大限伸ばしてくれて、

苦手な給食も食べれるようになり、

着替えや自分でできることも増えて、

自信をたくさんつけて

卒業の日を迎えることができました。


↑↑一番好きだった先生との2ショット。
本当にお世話になりました。


卒業式では、

息子の晴れ姿は勿論感動しましたが、


小学部中学部高等部の

在校生の送辞や

卒業生の答辞が素晴らしくて、

もう、本当に、ビックリしました。

点字の原稿などを読んでたり、

皆、ハキハキとすごかった。


全盲の生徒さんでも

白杖無し手引き無しで

卒業証書授与を一人で堂々と歩く姿、

相当練習したんだろうな、と、

努力が想像できて、もう思い出しただけでも

涙が出ます悲しい


息子も先輩方に続いて

頑張ってほしいなと、

次のステップの目標もできました。


歌も、とても感動しました!


息子の甲高い歌声もしっかり聞こえてきて、

他学部の先生方や保護者の方にも

「○○くんの歌声に感動しました~!

すごい歌ってましたねーびっくり」と泣き笑い


終始和やかであたたかい式でしたが、

寂しさよりも、晴れ晴れした気持ちで、

とても前向きな気持ちにさせてくれる日となりました。


次は小学生。

息子はとても楽しみにしています。

たくさん学んで、たくさん経験して、

大きくなってね。

卒業おめでとう飛び出すハート


卒園、卒業を迎えた皆様、

本当におめでとうございます✨