2017年生まれの

我が家の一人息子は

2歳で網膜芽細胞腫と診断され、

闘病開始。

2歳半に右眼球摘出。

4歳9ヶ月に左眼球摘出して、

全盲になりました。

現在も治療を頑張っています。

闘病の記録、

入院生活、

義眼っ子のこと、

視覚障がい児の子育てetc...

綴ります。

《2022年5月の出来事です》


5月14日。

朝、起きると、


息子はとても穏やかで、


普段通りの息子でしたにやり


前が見えないとも言わず、


朝、主治医が診察に病室に入って来ると、


「オハヨーウシシ❗」


と元気いっぱい挨拶していました。


主治医は

「お、平常運転ダネ。」
と、ポツリ。

この子にとっては、
変わらない世界だったんだ
と、
悲しくもあり、
安心した自分もいました。



昨日お世話になった
看護師さんに、
手紙を渡したいと
言ったので、
退院前に昨日の看護師さんを呼び、

息子がもじもじしながら
手紙を渡していました。

看護師さんは、
とても喜んで下さって、
「ナースステーションに
飾らせてもらうね!」
と言って下さいました。

その後、
何人か馴染みの看護師さんが
温かい言葉をかけに
病室に来てくださいました。

本当に
終わったんだなぁ
と、清々しい気持ちで、
最後は笑顔で
病院をあとにしました。