DIYで防音で必要になる道具

 

DIYで防音するには多少の道具が必要ということで前回に続き道具の紹介をしていきたいと思います。

 

DIY防音を基本に紹介していますがそれ以外のDIYでも一つ持っていれば便利なものになるので、前回の記事と併せて参考にしてもらえればと思っています。

実際に当店のお客さんにも直接伝えて揃えてもらっているものなので、初心者の人でも使えるものばかりになっています。

 

 

 

 

 遮音シート/マットを留めるタッカー(ハンドタッカー)

 

主に私たちのような職人が使う道具ですが、DIYでも壁に紙や生地を貼ったり椅子やソファーのシートの張り替えをしたりできる万能な道具です。

 

ハンドルを握ってステープルというコの字型の針を打ち出して紙やシートなどを留めます。

薄手のものから厚めのものまで留められるため遮音シート/マットを留めるにも十分使えます。

 

賃貸でも画鋲が刺せるところであれば使えます。

穴の大きさも画鋲と同じくらいなので補修するにしても簡単です。

 

ステープル(針)には、CT線/RT線などの種類がありますが、ここではCT線を使うタッカーを紹介します。

ステープルのサイズは肩幅足長で表記されていて肩幅は12ミリと決まっており、足長は6ミリ〜13ミリまであります。

 

遮音材は高性能になるほど重たくなるので肩幅が広く長い針でしっかり留めることが重要になります。

そのため足長13ミリが使える機種を選ぶ必要があります。

他の用途でも13ミリまで使えるほうが便利だと思うので6ミリから〜13ミリまで使える機種がオススメです。

 

私が現在使っているのは電動とエアーのタイプでJ線のステープルを使っています。

(一般のDIYの作業と比較にならないほど数を打つためハンドタイプは使いません)

赤いタッカー は初心者が使っても問題ないか確かめるために最近購入した安いタイプで、茶色のほうは昔使っていた信頼度の高いメーカーの商品です。

 

●選ぶ時のポイント

 

・安いものでも十分使えるが、針が度々詰まることや留める時の音が大きいので使用感は余り良くない。

 

・打つ数が多い場合や長く使うことを考えるなら使用感が良く耐久性が高いメーカー品を選ぶほうがよい。

 

・ステープルを打ち出すには握力がいるため打つ数が多い時は電動をレンタルすることや、その後のことを考えて購入を検討してもよいと思います。(作業効率がはるかに違います)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

♦️選ぶ時の注意点

足長13ミリが使える機種を選択する。

賃貸で使う場合は購入前によく確認する。

 

 

 

 

 

 ビス留めや穴あけに使う電動ドライバー

 

防音に関係なくDIYで使う道具と行ったら電動ドライバーが真っ先に浮かぶ人も多いと思います。

コード式や充電式、小型からパワーのあるものまで様々な機種が販売されています。

 

 

少し本格的な作業になれば必ず必要になってくるので1つ持つならという意味で紹介してみたいと思います。

レンタルもあるのでその時だけの作業なら無理して購入することはありませんよ。

 

大体のメーカーでコード式と充電式がありますが、コード式は動ける範囲が限定されるし延長するとコードのわずらわしさが増すので充電式がオススメです。

床にコードがはっていないので作業しながらストレスを感じることもなく、行動範囲が制限されることありません。

 

大きさについてはパワーと比例してくるので本格的な作業を視野に入れるなら小型より普通サイズがよいと思います。

小型でも石膏ボードや合板のビス打ちは普通にできますが、留める相手が硬くなるとビスが締め切れないこともあるので自分の使う範囲を考えて選ぶのがよいです。

 

そして電動ドライバーにはドリルドライバーとインパクトドライバーの2つの種類があります。

簡単に説明するとドリルドライバーは回転だけでビスを締めたり緩めたりするのに対し、インパクトドライバーは回転に打撃が加わわるのでパワフルです。

大きな違いはそれだけになりますが硬い木材などにビスを打つことを考えると、1つ持つならインパクトドライバーのほうがいいかなと思います。

あとはドライバービットの付け替えもワンタッチで早いです。

デメリットがあるとするなら打撃がある分、ちょっと音が大きいところとバッテリーの消耗があるところです。

 

実際に私が使っているもの(マキタ)

ちょっと古いタイプですがまだまだ現役です。

使用頻度が高いので2台持ちしていて使っています。

 

 

●選ぶ時のポイント

 

・コード式と充電式があり、充電式はコードのわずらわしさはないがバッテリーの消耗がある。

 

・小型のもの機種もあるが本格的な作業をするならパワーのある通常サイズがよい。

 

・ドリルドライバーよりインパクトドライバーのほうが打撃が加わるのでパワフル。だがちょっと音が大きい。

 

 

 

 

 

 

♦️選ぶ時の注意点

自分の作業する内容によりその範囲で合ったものを選ぶのがベスト。

レンタルをしているところも多いので頻繁に使わないようなら無理して購入する必要はない。

 

 

 下地探し

 

ビスを打つにも下地がないと穴があくだけで何も留まりません。

そこで必要になるのが下地探しです。

 

主に天井や壁の石膏ボードの裏にある下地(柱/軸組)を探すための道具です。

カーテンレールや手すり、吊り戸棚を取り付ける時になどによく使います。

センサータイプは壁にはわせて下地を探し、針タイプはそのまま突き刺して下地のある場所を確認します。

 

防音でもパネルを留める場合は必要になりますし、パネル以外でも対策の仕方によっては必要になったりもします。

 

センサータイプは下地だけでなく電線や金属の位置が分かるものもありますが高機能になるほど高額です。

安いタイプでは下地を探すだけで素材までは分からなしエラーも出たりするので、一つ持つなら針タイプをオススメします。

針タイプは下地の幅を出すのに時間がかかりますが精度は高いですよ。

 

針を刺すタイプには先端に磁石がついているものがあるのでそれを使えば下地が軽量鉄骨(軽天)の場合でも分かります。

石膏ボードを止めるにはビスを使うのでそれに反応したら下地があるということなので無闇に刺す必要もありません。

 

実際に私が使っているもの(シンワ磁石なし)

20年近く現場施工をしてきましたがセンサータイプは1度も使ったことはありません。

自分の手に感触がないのはイマイチなので。笑

 

●選ぶ時のポイント

 

・安いセンサータイプを買うなら針タイプのほうがよい。

 

・針タイプにするなら磁石付きのほうが仕事が早い。

 

・センサータイプは下地の幅が直ぐに分かるが針タイプは少し時間がかかる。

 

 

 

 

 

商品紹介は前回と合わせて以上になります。

だいたいですが紹介したものがあればDIY防音対策では事足りると思います。

 

当店の対策では防音素材を使うなら、/メジャー/カッターナイフと定規/ハンドタッカー/があれば、あとはテープとボンドが必要なくらいです。

防音パネルを使うなら他の道具が必要になるかもしれませんが、電動工具は高いので使うことがあるならレンタルを利用すればよいと思っています。

その時だけのために高いものを買う必要はありません。

 

前回も言いましたがでこのような形で商品紹介をするのはこれで終わりになります。

文才もないしアフェリエイトで小遣い稼ぎすら出来ないと思っています。笑

ただパソコン作業が苦手なのでいろいろ経験してみたかったのが一番なところです。

でも紹介した商品は初心者が使ってもそれ以外の人が使ってもいいものです。

 

前回、今回と呼んでくれた方には付き合わせてしまって感謝しかありません。

 

ありがとうございます!

 

この記事を読んでもし道具について知りたいことがあればインスタのコメント欄に書き込んでおいてください。

時間のある時に詳しくお答えしたいと思います。