複合施設など進化つづける道の駅 |       荒尾市議会議員 田中ひろはるブログ

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1993年(平成5年)に登録スタートしました道の駅。

初年度登録は103駅でしたが、25年経過した2018年(平成30年)4月現在、全国にある道の駅総数は1145駅。

 

現在の市町村数は1718(市791・町744・村183)ですから、3自治体に2道の駅という感じになりますかね。

 

荒尾市における道の駅の取り組みは、前々市長時代の平成24年度に庁内プロジェクトを設置したのがスタート。

施設の設置場所、建設コスト、売上額、運営主体などを検討し、平成26年1月にJA玉名へ運営主体を依頼されたものの、断られた経緯があります。

 

現市長の浅田市長は、昨年6月議会での市長施政方針において南新地土地区画整理事業における道の駅の検討を、あらためて取り組むと明言。

あわせて、潮湯に代わる子育て等の複合福祉施設建設と言われています。

昨年6月議会では公募型プロポーザル方式により「道の駅あらお(仮称)」基礎調査業務委託で932万6000円の予算措置がされました。

 

委託見積限度額868万3000円(消費税及び地方消費税を含む)で、契約締結日から今年3月9日までの履行期間での基礎調査が実施。

今後は、基本構想の策定に取り掛かることになります。

 

これまでに、道の駅のことが取り上げられていましたテレビ見ていて、なるほどと思いましたよ。

 

道の駅には、店舗・売店・レストラン・無料休憩所・インフォメーションの設置が、大小の違いがありますが設置されています。

 

その他に設置は少ないものの博物館・美術館・温泉・ホテルなどの宿泊施設・キャンプ場なども併設。

大規模遊具を備えた子ども広場がある道の駅では、遊んでご飯食べて、風呂に入って買い物して帰るといった、そこだけで1日の時間を費やしてしまうといったところもあるようです。

 

防災機能を持たせた避難所としての活用もありますが、車中泊対応もあるようです。

 

店舗・売店・レストランなどの利益が出るものを重視はもちろんですが、公園などの利益をもたらさないものでも特色を持たせることで、集客を高めることの努力がされています。

 

「道の駅」では、地元特産品の販売に力を入れていることがあるようです。

消費者は遠方よりも地元の産物に手を伸ばし、また販売も地元にこだわり農水産物確保の姿が放映されていました。

 

ここにしかない物への資源を活かし、地域資源をできる限り活用した豊富な品揃え。産地直売。

 

農産物加工販売の6次産業化による特産品開発も大事ですが、お菓子では作る会社が大方決まっているようで、同じような商品が陳列してあるのを観光地で見かけます。

 

美味しい郷土料理。

これには、遠くからの来客が期待できることの放映もありました。

魅力ある「道の駅」が、目的地にもなっています。

 

以前の記事にも書きましたが、スーパーマーケットや直売所などとの競合問題があります。

ポイントカードを道の駅にも導入。

高齢者の要望に応じて宅配サービス。

店舗が行っている取り組みを、道の駅にもどうでしょうか。

 

テレビでは、進化し続ける道の駅と言われていますので、利用者が『目的地』となる基本構想になることを期待しています。