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大学院生航海日誌

日々の雑感、様々の事象の考察を
つづっていきます。

主演の名演、BGMの美しさなどなかなか良かった作品ですが、

個人的には「social network」の方が、アカデミー賞とってもよかったかなと

思います。


冒頭における音楽療法的な部分ですが、

他のドクターが実践してこなかったことからすると、そういった療法は当時としては

珍しかったのでしょうか。


現在では、パーキンソン病の治療のために音楽療法が導入されているとも聞きますし、

素人考えでも、言語障害において音楽療法的なものが役に立つだろうと思われるところである

のですがね。


現実問題としては、最近まで音楽療法が遅れた分野であったのは確かなようで、

その理由を知り合いのドクターは、「効果測定の難しさ」と説明していました。


確かに、筋肉量が増えたとか、可動範囲が広がったとかは明確に数値化ができますが、

自閉症の子の社交性をどのように測るかなどは一義的な客観的な基準がなく、数値化は難しく

感じるところです。


本編とはだいぶ関係ない内容を書きましたが、

教養は広くということで。











『事件は、会議室で起こっているんじゃない、

  現場で起こっているんだ』とは、かの織田さんの有名なコメントですが、


社会的問題なるものは研究室でウンウンうなっていても出てこず、

現場に足を運んで初めて分かるものだと思います。


なかなか腰の重い自分ですが、

佐世保くんだりまで行った甲斐のある非常に有意義なシンポジウムでした。









某日を以て、自身の某活動に一区切りついたところです。

(諸事情のため、悪しからずご了承下さい。)


最終的に、芳しい結果にも恵まれ、今までの苦労も報われた思いで、達成感も

ひとしおです。


しかし他方で、自身の行動に対しては猛省しなければならない点が多々あることを

実感するところでもあります。


反省は、反省点を克服して初めて意味を持つものですが、

まず自分で認識しえてよかったと思います。


…まあこの歳になって、こんな反省をしているという時点ですでにダメダメな自分ですな。






楡周平著『再生巨流』読了。



スバル運輸に勤める切れ者のサラリーマンが、新規ビジネスを立ち上げるまでの奮闘記。


ビジネスの現場のリアルな感覚が分かる(気がした)、そういう意味で個人的に良書でした。


ちなみに、大学院進学に至った者の自己弁護に聞こえるかもしれませんが、


ビジネスも勉学も根っこは一緒に思えるところです。


既存ビジネスの限界を見極め、新規ビジネスを立ち上げることと、

先行研究の到達点を見極め、自身の新たな視角で研究を進めるという学問、

やってることは同じかと思います。


新学期迎えますが、より一層頑張っていきたいですね。








吉田修一著『7月24日通り』読了。



家庭にはイケメンな弟、学校では学校一を争う美女と友達、

自分に告白してくる男といえばクラスで目立たないビミョウな男子、


かかる状況設定を基に存在する地味な女性主人公が、

どんな恋愛に至るのかというストーリー。


否、恋愛というか、成長の物語なのかもしれませんね。


世の中に対して皮肉に、ニヒルに接するよりも

真正面から突き進んだら、(途中で木にぶつかるかもしれないけど)きっと前には

行けなかった素敵なところまで行けるようになる(かもw)。


シンプルなメッセージですが、非常に共感するところです。