心理セラピスト かとうかよです。
最近のセッションで思うことがあったので
今日は、頑張り屋さんについて、つぶやいてみたいと思います。
あなたの周りに過剰に
正義感が強くて、常にポジティブな人、
完璧主義で、常に一生懸命で前進している人、
自分にも他人にも厳しい人
はいませんか？
これらのようなチョー前向きな人、
ご本人が楽しみながら行動しているのなら良いのです。
・・・が。
頑張っている様子、前向きな様子が、過剰に映るときありませんか？
もう、そんなに頑張らなくてもいいのでは？と思うような。
そんな人の多くが持っているのが、自分への厳しい指令＝ドライバーです。
「ドライバー」とは、心を駆り立てる信念。
要は、脳から出される命令です。
心理学の交流分析では、５つのドライバーというものがあるのです。
１）完全（完璧）でなければいけない
２）一生懸命努力しなければいけない
３）急がなければいけない
４）他人を喜ばせなければいけない
５）強くなければいけない（負けてはいけない）
あなたの心の辞書に、上記の５つはありますか？
多くの人は、これを親から受け継いでしまうのですよね～
私も、ばっちり、すべて入ってました（＾＾）
こんな風に親から怒られませんでしたか？
ちゃんとしなさい！
早くしなさい！
泣いちゃだめ！
いいから、我慢しなさい！
しっかりしなさい！
人に迷惑だけはかけてはだめ！
日本人は特に。
あのね、これが悪いと言ってるわけではないのです。
そのドライバーと共に幼少を過ごすと、
大人になっても、自分の中のもう１人の自分が命令を出し続けます。
だから、頭では、頑張るのはもうやーめよ～と思っているのに、行動は止まらない。
時間はたっぷりあるのに、なぜかゆっくり落ち着けない。
自分ペースで人を待たせる人をみるとザワザワする。
ミスをする人や、時間に送れる人が許せない、
自分の事を優先する人を見るとイライラする。
な～んて事が起こってきます。
こんな時は、自分の中のドライバーが発動してます。
何度も言いますが、このドライバーを持っているのが、悪いことなのではなく、
これらが原因で、生きづらさを感じたり、行動や心のブレーキがかかったり、
常に身体と心にストレスがかかった状態になってしまう事があるのです。
だから、それを緩める方法は、自分に許可を与える事。
このドライバーが正しいわけではない。
必要な時もあるかもしれないけど、いつもいつもでなくていい。
緩める時があっていい。
１）失敗してもいいよ
２）ありのままの自分でいいよ
３）自分のペースでいいよ
４）自分を優先していいよ
５）負けてもいいし、弱い自分でもいいんだよ
これを、自分に言い続けてみてください。
子育てをされていらっしゃるならば、
是非、子供達にも、パートナーや兄弟、姉妹、家族にも、こういう気持ちで接してみてください。
おおらかな態度で接してみてください。
そうすると、家族関係が変化してくるかもしれません。
そして、自分で緩める事ができないと感じたら
個人セッションが手っ取り早くておすすめです。
自由なコヤツ↓にはドライバーはないだろなー（笑）
今日も最後まで読んでいただきありがとうございます。
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