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今回は「夜の金沢。」と題してお届けします。

景観が保たれた金沢の中心市街地・香林坊・片町、そして金沢城周辺の美しい景観美、ごゆっくり見て頂きたいと思います。


香林坊

香林坊は北陸随一のラグジュアリー路面店が多く立ち並んでいて、ひときわおしゃれ感が漂います。


こちらは1986年に竣工した「香林坊アトリオ」。33000㎡の商業施設面積の殆どがキーテナントの地元百貨店「大和」(だいわ)が入ります。

外壁などがリニューアルされているせいか、築年数ほどの古さは感じられません。


こちらはアトリオの斜向かいにある「香林坊東急スクエア」。東急モールズデベロップメントによる「東急スクエア」業態としては唯一の地方出店事例(本日現在)となります。

もとは1985年に「KORINBO109」として出店していましたが、客層拡大を目的に2016年にブランドチェンジし、1階にラグジュアリーを誘致することで香林坊地区のグレードに合ったテナントミックスが取られています。

それにしてもこの地域の建物のファサードは好印象のものが多いです。


片町

つづいて隣接する片町地区の風景です。


夜の街・若者の街としての印象が強い片町。表通り沿いを歩くだけでもファストフード店や居酒屋、カラオケ店が目立ちますが、金沢駅前に集結したファッション系SCとのバッティングが原因か空き店舗も目立ちます。


「片町きらら」は大和が香林坊に移る1986年まで本店を置いていた場所に建っています。

2016年に開業、オープン時からテナントは入れ替わっており、現在では〈H&M〉がキーテナントとなっています。

洗練されたデザインは渋谷Q-FRONTなどを手がけた「アール・アイ・エー」によるもの。


片町交差点を犀川に向かって歩くと…

大正13年(1924年)に完成した「犀川大橋」が見えてきます。

私たちはこの日、ここを左折したところにある「金沢おでん」の名店に行ったのですが、そのお話はまた次回のグルメ特集で。


夜のワーレントラス橋の景観…本当に素敵です。


無数のリベットがまた歴史を感じさせます。


ガス灯をイメージした電気と柔らかな光が印象的です。


金沢城周辺

金沢城公園に隣接した「石川四高記念文化交流館」も美しくライトアップされています。

ここは明治24年(1891年)に建てられた歴史ある建物で、内部は「石川近代文学館」として公開されています。


最後に尾山神社です。


神門のライトアップ……息を呑む美しさです。


ご覧のように夜間でも拝観することができます。


金沢にはライトアップ名所がたくさんあり、夜間景観への配慮がなされた街であることを実感しました。ご紹介した以外にもひがし茶屋街やにし茶屋街、また今回観れませんでしたが金沢駅の鼓門・もてなしドームのライトアップも素晴らしいとのことです。



一方で夜間歩く方の少なさが気になるところでした。金沢城公園ではドイツビールの祭典・オクトーバーフェストが開催されていて賑わっていたものの、イベントがあっても周辺の人の少なさは残念に思いました。これはひとえに金沢市内における宿泊施設の少なさに起因しているものとみられます。ラグジュアリークラスのホテルがいくつか開業し、金沢が「泊まる愉しみ」のあるまちに飛躍したときに、この美しい夜の景観美が活きてくるのではないかと痛感した次第です。


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