あなたが輝けば
周りが生き生き輝きだす✨


精神保健福祉士で公認心理師の
西村力(ディール)です。


今日もこちらを訪問下さり
ありがとうございます♪


今回は

【自分史シリーズ】

season1ー第10話

お届けします



前回(第9話)では


妻の妊娠発覚から長女が誕生

公務員試験に合格

にもかかわらず


嬉しいこともストレスになる!


また


子どもができたことで

幸せなのはもちろんだったのですが…


妻は母乳のために睡眠が不安定で

不機嫌な様子が増え


私が妻の機嫌をうかがいながら

過度に様子を気にするようになり

不満を募らせていった



こんな内容を書きました



まだ見ていない方は

こちらからどうぞ

👇 👇 👇

〈第9話〉


さて今回は


当時を振り返りながら

「コミュニケーション」

焦点を当てたいと思います!




私は育児疲労の妻を少しでも

楽にしてあげたくて


子どもを散歩に連れ出したり

寝かしつけに抱っこしたり

などなど


自分では世の男性以上に


協力している!


そんな自負をしていました

(比較するようなことではないのですが…)



ひょっとしたら


感謝の気持ちで「ありがとう」を

言ってくれたこともあった

かもしれないですが


思い出せない…



「それくらいやって当然」

「もっとこうして」

などなど



夫も育児を一緒にするのは

もちろんそうですが…



「何言ってるの?当たり前でしょ!」って


この感じー!!!

(イラッ💢)



当時はこのイラッと感を

ずっと溜めていたんでしょうね



このままだと愚痴不満でしかないので…



ここで大事なこと


それは

お互い様ということ



「〇〇して当然」

「〇〇して当たり前」

「〇〇するべきだ」

などなど


こうした多くの人それぞれが持っている



価値観思い込み

によって



ぶつかり、不満をもち、悩む…


そして


色んな形で目に見える現象として現れる



例えば


落ち込んでうつになっていく

苦しみを麻痺させるために飲酒が増える

ストレスから逃れるためにギャンブルにハマる


これらはほんの一部です



夫婦がそれぞれの価値観、思いを

ぶつけ合える関係であれば

ケンカになるかもしれないですが

まだ健全です

(子どもの前でやるのは避けましょう)

口論だけでも心理的にかなりの影響があります


感情的にならずに

「そう思ってるんだね」

「自分はこう思ってるよ」

など


擦り合わせできることが理想的!




問題はどちらかが我慢する場合です


くれぐれも

価値観や思いを主張する方が悪いとか

我慢する方が悪いとか


良い悪いを言っている訳ではない

ことをご理解ください



うつや依存症になりやすい人は


強い価値観を持っている

優しくて気が小さい

傷つきやすく弱い

傾向にあります

(⚠️当てはまらない人もいます)



この特徴ゆえに


相手の言葉に対して気持ちでは

「それは違う」思っても


「主張をしたら返されるのが怖い」

「自分が傷つきたくない」

(きっと無意識でこのように心が反応してます)


という思いが働いて


言葉にしない

相手に伝えない

我慢する


逆に

言葉ではなく暴力で返す人もいます


これらを

自分で選択しているのです‼️



こうして見てみると



「お互い様」の意味が分かりますか?



どちらも

自分の大事な価値観を大切にしている!

ということです



一方は

言葉にして伝えることで


もう一方は

表明しないことで



この状態が夫婦どちらかの限界を超えると

例のような現象が現れます

(⚠️限界には個人差があります)



それぞれの選択の違いでしかないんです




上で挙げた例以外にも


対子どもになると

子どもには大人のような選択肢がないので

一方的な関係になりがちです


すると


不登校ひきこもり

摂食障害

(拒食症や過食症)

兄弟間のいじめ

思春期の不良行為

など


こうしたサインで

家族間のコミュニケーションの問題を

表してくれます




目に見える現象として現れたときに

最も重要なことは



現象が現れた人だけを治そうとする

のではなく


夫婦、家族のひとりひとりが

自分のコミュニケーションの問題

価値観、思い込みに目を向けて


自分のこと向き合って

お互いに改善していくこと



であると思います!




最後に



2016年3月

私は5年間勤務した病院を退職


4月から公務員人生をスタート

させるのでした!



season1 完



season2へ続く…




初めてお読み頂いた方には

ぜひ第1話から読んで頂きたいので

こちらからどうぞ

👇 👇 👇

〈第1話〉