あなたが輝けば
周りが生き生き輝きだす✨


精神保健福祉士で公認心理師の
西村力(ディール)です。


今日もこちらに訪問下さり
ありがとうございます♪



今回は

【自分史シリーズ】

season1ー第9話

お届けします



前回(第8話)では



父の死に直面し


もっと

話をしたらよかった…

優しい言葉をかけてあげたらよかった…

など

後悔の気持ち



たくさんの人に愛され

先に与える人だった

そんな

父の凄さを感じた



「どう生きる?」という

人生の宿題をもらいました



こんな内容を書きました



まだ見ていない方は

こちらからどうぞ

👇 👇 👇

〈第8話〉



さて


父が亡くなり悲しみに暮れても

ゆっくりする時間もなく


ぼーっとしたまま


ただただ日々を過ごしていました



母のひどく落ち込む姿が心配

でしたが


自分のことで精一杯でした…




父の死から程なく12月



妻の妊娠が発覚



子どもができた嬉しさ

父に直接報告できなかった悔しさ

入り混じりました




それからは



「自分が父になる」という責任

「妻をさらに大切にしよう」という決意

をもって


日々、生活していました



その間も


腎臓治療の内服による副作用

食事の制限

ストレスの勝手な溜め込み

など


問題は相変わらずでした…




そして




2015年の夏


長女が誕生‼️


我が家にかわいいかわいい天使が

生まれてきてくれました




抱き方の練習

オムツ替えの練習

沐浴の練習

などなど



初めての体験をさせてもらい

ひとつひとつが

ワクワクとドキドキでした



自宅に帰ってからは


ことある毎にビデオカメラを持って

名前を呼びかけながら

色んなシーンや表情を撮りました


英語の歌を流したり

知育玩具を買ったり


幸せを感じてました



時を同じくして



勤めていた病院も5年目になり


マンネリ感が強くなって


上司を見ても

そこでやり続けるイメージ

出世していくイメージが持てず


次のキャリアを考えるように!



その矢先



大卒の頃に目指して

何度もチャレンジしたけどダメだった


公務員試験


募集を見つけて

再挑戦することにしました



職務経験者枠の受験で

福祉専門職を受けることに!


試験は1次〜3次まであり


1次はマーク試験と小論文

2次は集団面接

3次はプレゼンと面接



昔、受験経験があったので

とても落ち着いて受けれました



不思議と受験を決めた時から


合格するとしか


思えませんでした!

(根拠のない自信で満ちあふれてました)



娘が生まれて家族が増え

チャレンジ意欲も出てきて


何かが大きく動く‼️


そんな期待感がありました




1次、2次、3次と試験は順調に進み



そして

2015年の12月



最終合格🌸



次のキャリアに進めることに安堵し

肩の荷がおりました


一瞬だけ…



妻も母も義両親もみんなが

喜んでくれて本当に嬉しかった!



全てが

うまくいっている



そんな充実感でいっぱい

でした…



しかし同時に



嬉しいはずのできごとが

(娘の誕生、公務員合格)

精神的な負荷になり


気づかぬうちに蓄積されていました



また



妻は娘が生まれてから

お乳のために深夜に起きて

飲ませてあげるので


睡眠不足、疲労がひどく

イライラすることが多くなってました



そんな妻を助けたくて

イライラを何とかしてあげたくて


言われたことや思いつくことを

やるけれど


二度手間になったり

余計にイラつかせたり


結局、妻に負担をかけることに…



こうして



私の中の最優先事項は


「妻の機嫌を損ねない」

ことになり



妻が楽になるなら頑張る

妻のためなら我慢する



妻のため

という名の

自分のため

行動をとるように…



頑張ることも

我慢することも



どちらの行動も動機は


自分が

イライラする妻を見たくない


自分が

怒られたくない


自分が

傷つきたくない


これらが根っこにある行動!




この思考すごく危険なんです⚠️




当時の私は


もちろん自分は妻を助けてあげたい

気持ちだったんですが



先の根っこの感情気づかず


無意識

やってしまっていたんです‼️



「他の誰かのために」



母を笑顔にするため…

母が怒らないように…

妻を笑顔にするために…

妻が怒らないように…



無意識に他人軸で生きる

自分になっていました



結果

私は他人のためを思って行動している

つもりで

実は自分のために行動していたので


状況が改善しないことに



「頑張ってること褒めてよ」

「ありがとうって言えよ」

「やってあげてるのになんだよ」

などなど



不満ばかり募らせていくのでした…



第10話に続く…



初めてお読み頂いた方には

ぜひ第1話から読んで頂きたいので

こちらからどうぞ

👇 👇 👇

〈第1話〉