あなたが輝けば
周りが生き生き輝きだす✨


精神保健福祉士で公認心理師の
西村力(ディール)です。


今日もこちらに訪問下さり
ありがとうございます😊


今回は


【自分史シリーズ】

season1ー第7話

お届けします♪



前回(第6話)では


結婚式での感動エピソード

母への複雑な思い

書きました


まだ見ていない方は

こちらからどうぞ

👇 👇 👇

〈第6話〉


さて


無事に結婚式を終えて

夫婦としての新生活がスタート!


私は期待に胸躍らせ

明るい未来へ希望でいっぱいでした


新婚旅行の計画

何げない日々

子どものことなど


これからが楽しみで仕方なかった!



しかし


結婚生活に過度な期待をしていた私は

その理想と現実のギャップで

勝手に苦しんでいくことに…




2014年5月のGW

両親の故郷へ宿泊で里帰りへ


父母、兄夫婦、弟と姪、自分夫婦


家族全員が揃った


最初で最後の旅行…



ホテル前で全員で記念撮影

両親と3人兄弟で久しぶりの写真も




6月には新婚旅行へ

(父の容態を考慮して旅行先は国内)


観光、土地の食

アクティビティ、長距離ドライブなど


たくさんの初体験を存分に

味わいました♪




この頃


難病治療で新薬の免疫抑制剤を

飲み始めました


これがまた


倦怠感をさらに強くし

だいぶ身体に堪えるものでした


さらに


子どもへの影響が心配でしたが

確率としては高くないとのことで一安心!


難病治療において薬は

将来、子どもがほしい夫婦にとって

すごく不安の大きい要素になります




職場では


人間関係のストレス

身体の怠さが重なり


毎朝、吐き気と下痢に襲われて

精神的にだいぶ辛い状況に…




そして家庭では


夫婦生活の難しさを実感していました!


それは


性格の不一致です


そもそも


結婚は

「そのような2人が一緒になること」


頭では理解していましたが

実際は

そのストレスがボディーブローのように

じわじわと蓄積されていきました



自分のことは妻が一番分かってくれている

妻のことは自分が一番分かっている



こんな思い込みもあったり…



後に


苦しみの根本は

自分と母の関係性を妻に写していたこと

あったと気づくのです


当時の自分には気づくことができず…



子どもの頃


厳しい母に対して文句も言えず

強い口調で言われると涙を流し

反抗期もなくいい子


気持ちを言葉にできず奥底に閉じ込め

自分が我慢しさえすればいい


母の父に対する愚痴不満を傾聴

勉強、スポーツ万能なできる子


感情を言葉にすることが

とにかく苦手


無理をしてでも頑張ってしまい

結果、頑張れてしまう



そういう私が

そのまま大人になり、夫になった




妻は

負けず嫌いで頑張り屋

テキパキ仕事のできる女性


怒りの感情が強く

気持ちを言葉でしっかり伝える


嫌なことは嫌

自己主張が強い

空気を読んで抑えも効く


そういう女性



私は

「ありがとう」が飛び交う家庭が

理想の家族


彼女は

「ごめんなさい」が素直に言える

ことを重視



私はありがとうを強制しない

彼女はごめんなさいを強いてきた



結果

悪いと思ってなくてもとりあえず謝る

不満が溜まる



そんな図式ができていった




家事分担やら

妻の実家に夕飯を食べに行ったり

など



働く妻のためには

妻の思うようにさせてあげることが

夫にできること



そう思ってやってた



でも


「俺、こんなにやってるんだけど…」

「思うようにさせてあげてるよね?」

って



「やってあげてる」感いっぱいで…

(思いっきり被害者ポジション)


嫌なら嫌って言えばいいのに…

(不満でも自分が言わなかっただけだよね)




もちろん

楽しく幸せな時間もいっぱいありながら


こうした不満も

同時に

勝手に溜めていくのでした!




そして


同年の9月


自分の気持ちを閉じ込め続け

勝手に溜めた不満


難病治療による倦怠感

食事制限によるストレス

父の病状悪化重なり



遂に

精神的な異変が身体に現れました



妻と一緒に映画を観ていた


その時


主人公が閉じ込められた密室に

水が流し込まれるシーンで


「息苦しぃ…」


突然のことに不安が押し寄せ

咄嗟に外に出て

通路の椅子に座りました


頭がボーッとして動けないでいると


戻りが遅いと心配した妻が!


とにかく息が苦しくて

頭がボーッとして

(ただの過呼吸なんですけどね)



この時は


自分も訳が分からず不安で

妻も混乱していて


スタッフに救急車を呼んでもらう

という


ちょっとした騒ぎになってしまい


人生初の

ストレッチャー&救急搬送

経験することに…



腎臓のかかりつけ病院へ運ばれ

ベットで横になり


医師からメンタルの受診

勧められました



それから


1時間くらい休ませてもらい

帰宅したのでした



後日、精神科を受診して

「パニック発作」と言われ


ここから

抗不安薬を飲むことに…




このとき


この薬が大活躍するほどの

人生で忘れられない日が

すぐそこに迫っていました



第8話へ続く…



初めてお読みの方には

ぜひ第1話から読んで頂きたいので

こちらからどうぞ

👇 👇 👇

〈第1話〉