走行レポート ~ ② アタック! | つれづれなるままに、シルビア。
その日2度目の給油ピットストップ。
ホイールナットをチェック。 増し締めしておきます。

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そんな走行前の準備でさえ、久しぶりで嬉しくなります。


キュキュキュキュ、ボォウ~~~ン!!


エンジンに火を入れ、ドグギヤを左下・1速へと入れます。


「 フウ~ ・・・ 」


何とも言えない、この緊張感。 心臓が高鳴ります。

走りたくて走りたくて仕方ないのに、怖い。
心のどこかで、そのまま帰りたい気持ちもあります。
そんな非常に矛盾した、複雑な心境です。


某サーキットに到着。
時間はいつも走っていた時よりも1時間くらい遅いです。
ふもとには誰もいません。

まずは下見一本。
先日ミニカでドライブに来たことが、
少しばかり気持ちを楽にさせています。

スタートして病院前ストレートから1コーナー。
2コーナーは坂を上りながらのブラインド。
そこから一気に加速する、高校前ストレート。
ウンウン、この風景、この空気です。 よみがえってきました。

一往復し、ふもとにシルビアを停めました。

タカタ4点を締め、グローブを履き、大きく深呼吸。

「 フゥ~~、ハァ ・・・ 」
「 よし、行くか! 待ちに待った復活第一発目ぇ!! 」


グウッとアクセルを踏み込み、発進。
①→②→③→④まではあまり引っ張らず、ポンポンと繋いでいきます。
④でキツめに何回かブレーキを踏み、チェック。


さあ、いよいよスタートです!!!


④→⑤→⑥と 6,000 rpm まで引っ張ります。
1コーナーが迫ってきました。
油断は禁物。今日はスピードに慣れることが第一目標です。

少し強めにブレーキを踏み、⑥→⑤とシフトダウン。
立ち上がって⑤全開、坂を上りながら2コーナーをクリア。
左手に高校が見え、⑥へシフトアップし、床まで踏み込みます。

メーターの針はグングン下を向き、デジタルの数値はガンガン増えていきます。


次の "霊園コーナー ( ! )" 手前、少し早めに減速します。

2車線区間最後の連続コーナー、
自分では目一杯ラインを取って、目一杯攻めているつもりです。

でも・・ 何かが違う。
いつもよりトップスピードが全然伸びません。
メーターを見なくても、感覚で分かります。
明らかに遅い。

高速セクターに入っても同じ。
ストレートで床までアクセルは踏めますが、
コーナーはマージンをたっぷり取った進入しかデキマセン。


これが、4ヶ月半のブランクなのか。


上って下って、また上って。
いつもならノンストップで3往復するところ、今日は1往復半が限界。


とりあえず第1スティント終了、休憩です。




我が協同組合の伝統、それは・・・

「 仕様変更したら、内緒 」

ただのノーマルエンジン載せ換えだと言っている F-86軍団くんだって、
実は何をヤッているかワカリマセン。

とにかく仲間には何も言わないのが、伝統です・笑。


で、マイシルビアです。

本当にデフ修理や LSD O/H だけなのですが・・
実はひとつだけ、大きな変更点がありました。

本当は絶対内緒にしておきたいのですが、
それを説明しないとこの後の話が繋がらないので、
断腸の思いで告白することにします!・爆。



それは・・ タイヤ銘柄を変更しました。


「 え?? たったソレダケ??? 」


なんて言わないで下さいね。
これだけだって、充分スゴいことなんです!

ずっとヨコハマ、ネオバばかり履いていましたが
AD08 の目が無くなってしまったので、
今回はコレを履いてみました。

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憎っくき韓流タイヤ・爆、ハンコック Z222 R-S3 です!

・ フロント 235/45-17 94W
・ リヤ   255/40-17 98W

なんでもヨコハマの開発陣が移籍したとか、
有名なGTドライバー・K氏が開発に加わったとか、
とあるサーキットのベストラップを更新しているとか・・
色々な話を聞きました。

お店のススメもあり、モノは試し、履いてみました。

ただしデリバリー体制にかなり難があり、
リヤ255サイズは注文からすぐ届いたものの・・
フロント235サイズは約3ヶ月かかりました!!


… まあ、ずっと入庫していたから構わないんですけどね・苦笑。




さて、タイヤの皮むきも進んだことと思います。
缶コーヒーを飲み、一服し・・
第2スティントのスタートです。


高速セクター、ホンの少し速度域を上げてみます。

ニュータイヤはまったく破綻の兆しを見せません。
まあ、そりゃそうです。
コッタラ速度域でへこたれていては、モウ返品対象ですね・笑。

ストレートはだんだんアクセルを踏めるようになってきました。


高速コーナーも少しずつ、進入速度を上げてみます。

左手に釣堀を越え、下りながらのストレート全開。
左コーナーが迫ります。
進入で大きく段差があり、アウト側には砕石場。
ここはずっとずっと前、仲間が ×××× ・・・ 泣。

ここをクリアする時、いつも思い出します。
手加減ナシでクリアすることが、最大の供養。
少しでもいい加減な走りをしていたら・・

「 アリアケさん、ナンすか、そのガサい運転・怒 」

と怒られてしまいますね・笑。


右車線を全開、右側の縁石に車体を寄せ、ブレーキング。
⑥→⑤とシフトダウン、イン側へ一気に飛び込みます。

ボディ左側に、路面に張り出した草がバチバチ当ります。

そのまま立ち上がり、⑥へアップ。
荒れた路面を上手くステア操作でかわしながら、全開です。


高速セクター最後のストレート手前。
⑥全開からブレーキング。
タイヤがキュキュッと鳴り、フロントがズレます。

「 うおっとっと!!! 」

忘れてました。 タイヤが新しいんです。
まだ皮むきは万全ではない。 焦ってはイケマセン。


コース最長のストレート。
下りは最高速をマークします。

まだまだ油断は禁物。
ストレート中間辺りでアクセルを緩め、少し速度をコントロールします。

それでもエンドの減速では車体が暴れます。
ステアを小刻みに修正し、車体を真っ直ぐに保ち、⑤へとダウン。
センターライン辺りにラインを取って、下りながらの右コーナーへ入ります。

ここからは、私が一番得意な中間セクション♪

次の左を⑥で抜け、S字手前で減速、⑤へとダウン。
路面での "跳ね" でリズムを取って、
右、左っとスパンスパンとクリアしていきます。

速度域はまだまだですが、悪くナイ。

ここは・・ その前の左からの3つをひとつのコーナーとして考え、
その手前で⑤に落としてしまう方がいいのか。
それとも今のような感じで、速度を上げていくのがいいのか・・・

それはこの先、走りこんでの検証が必要ですね。


タイヤもイイ感じで食いついてきました。

ちょっとヤバイと思う速度で進入しても、そのままクリアしていきます。
まだまだ身体がナマッているというのもありますが、
明らかに滑りそうなGでも、そのまま曲がっていきます。

ヨコハマ開発陣が移籍し携わったと聞きましたが、
ここまででは、どちらかというとダンロップっぽい味付けの印象です。
YHが初期からキーッと鳴り、その状態でグリップしていくのに対し、
DLはとにかくベターッと粘る、路面に貼りついているような感覚。

どちらかというと、後者に近い印象です。
昔好んで履いた、DL・フォーミュラ RSV のような感じですね。
( オヤジ同年代のみなさま、分かりますよね??・笑 )

中立付近からの応答性、さらに上の速度域については
まだまだよく分かりませんが、全体的にとても良い印象を受けました。

もっと走りこんで、改めてインプレしたいと思います。


「 よしよし、イイ感じ、イイ感じ♪ 」


感覚が戻ってくれば、あとは走りこむだけ。

タイヤはますます粘るようになってきました。
一本、さらに一本と回数を重ねる毎に、グリップが増してきます。

コーナーでのG、ストレートのスピード感。
ドグの噛み合う音、マフラーのサウンドとともに、
完全に感覚は戻りました!!!


「 伊達にジュウウン年、同じ場所ばっか走ってねぇな 」


そんな感じで、"この時は" 調子にノッていました・・


さらに上って、下って・・ ウンウン、イイですね。
下りストレートもアクセルを緩めず、エンドまで全開でイケます。

そんな感じで気分よく走っていた時、
ストレート中間付近でフト、ブースト計に目をやりました。
フルブースト、1.2㌔ をしっかり指しています。 問題ありません。

そんな一瞬目を離した隙に、段差で車体が少し乱れました。
速度は 2●● km/h を超えた辺り。
多分そんなにズレていないのでしょうが、感覚的には焦りました。

「 ウホッ!! ・・っとっと 」

ステア修正で何事も無かったように、車体は真っ直ぐになりました。
ハンコック、なかなかヤリます♪


「 う~ん・・ そろそろ、かな 」


そろそろ、集中力が切れてきました。
やはり4ヶ月半のブランクは大きいもの。
この辺にしておきます。

その一本を下ったところで、今日のアタックは終わりにしました。
いつものコンビニに立ち寄り、いつものお茶を買います。

シルビアを眺めながら、一服・・・

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「 ・・・まだ、走り足りない・・ 」
「 せっかくだし、もっと走りたい 」


あまり深追いしてもいい結果が出ないのは、充分ワカッテいます。
でも、それでもこの日は、まだまだシルビアと過ごしたいと思いました。


「 まあでも、別に今日じゃなくても、これからずっと走れるし 」


そう思い、気持ちを帰宅モードに切り替え、休憩していました。





その時、目の前を一台のハチロクが・・・!!