国境を越えた治験参加 | 肺腺がん、時々は乳がん記録

肺腺がん、時々は乳がん記録

1970年生まれ、女性、肺腺がん(2014年3月胸膜播種のためステージ4告知)、ALK陽性。ついでに2015年2月原発性乳がん(粘液癌)の温存手術もし、複合がん認定。病気になっても、病人にならないを目指しています。

日本に帰って秘境に住む日本人をとりあげる番組が多いのに驚きました。各局でやっているということは視聴率がいいのでしょうか。秘境と呼ばれかねないところに住んでいて緊急帰国したこころです。
最近、余命6ヶ月の末期肺がん日本人妻が取り上げられている番組を見ました。中米のやたら国名の長い国(いわゆる途上国です)に家具職人の現地の人の旦那さまと息子二人と一緒に住みながら闘病しているとのこと。飲んでいる抗がん剤の名前は出てませんでしたが、あきらかにざーコリでした。疑問がいくつか。
1。日本に帰って余命6ヶ月宣告にもかかわらず大手術してる。
2。日本ではザーコリ治験が始まっていなかったので、遺伝子検査して(治験始まってなかったのになぜ日本で?)韓国の治験を日本から通院してうけている
3。その後、治験枠を韓国から米国に移し、治験というステイタスを継続して(要は治療代無料)家族の住む中米の国から米国に通院している。検査は中米の国でうけて米国の病院に送っているのでもしかしたら薬はデリバリーかも。
今では中米の国で家族と一緒に住みながら、元気に闘病中とのことです。ランニングもしてました。日本のザーコリ治験開始前からだから相当長く継続してるということですね。
そこで、何が言いたいかと言いますと、国境を超える選択肢があるのだということです。彼女はどうやって国境を越えて治験を受けることができているのでしょうね。