サッカー選手の長谷部誠選手(フランクフルト)が
今シーズンかぎりでの現役引退を発表しました。
彼は元日本代表選手で、
2006年から2018年まで日本代表に選ばれ続け、
キャプテンとしてワールドカップに3度出場しました。
ドイツブンデスリーガでは、
外国人選手として歴代2位の出場記録保持者です。
先日、長谷部選手のインタビューが放映されました。
彼はドイツの複数のサッカーチームでプレーし、
その多くで監督が変わると、
一時的にレギュラーから外され、
最終的には監督の信頼を勝ち取り、
レギュラーの地位を確立していたようです。
インタビューで、「様々な上司の下で働く秘訣」
について尋ねられた際、長谷部選手は
「他人を変えることは難しいため、まずは自分自身の対応を柔軟にし、
監督の考えを理解して対応するよう努めた」
「その方が効率的であり、自分自身の成長にも繋がると考えている」
と話しました。
会社員もまた、多種多様な上司の下で働くことになります。
馬が合う上司もいれば、
全く考えが合わない上司もいます。
さまざまな上司の下で仕える中で、
意思疎通が困難な上司のもとでは、
会社員も相当なストレスを感じ
その対応策に頭を悩ませることになります。
上司が変わった場合、私はまず
「上司が何を考え自分に何を期待しているのか」を、
なるべく具体的に見極めることに努めます。
そして、できる範囲で、
その期待に沿うような行動を心がけています。
そのような対応をすることで、
上司も「自分を理解してくれている」と感じ、
私の要望や意見を取り入れてくれるような関係に、
「発展する確率が高い」からです。
他人を変えるのではなく、
自分ができる範囲で上司に適応し、
そして上司の対応も変わること。
それが多様な上司に仕える秘訣なのではないでしょうか。