サッカーワールドカップで、
日本がドイツ・スペインという強豪国に勝ち、
決勝ラウンドに進出しました。
日本中が感動し、
「頑張れ、日本‼」
「頑張れ、サムライブルー‼」
と盛り上がっています。
この「頑張れ」という言葉、
日常、結構頻繁に使ってしまう言葉、
ではないでしょうか。
例えば、好きなプロスポーツ選手を励ます時。
試合でその選手を見るたびに、
「頑張れ」と口や心の中で連呼します。
また、仕事でも上司が部下を鼓舞する時など、
「頑張れ」は頻繁に使われます。
「頑張れ」と声をかけられた時に、
自分の心の状態が良く分かります。
「言われなくても分かってる」
と感じるときは、
精神的に余裕がない時ですね。
プロジェクトの進捗が悪く、
経営層のプレゼンが迫っている時など、
部外者に「頑張れ」と言われら、
「言われなくても分かってる」と、
ネガティブに反応してしまいます。
一方、「ありがとうございます」
と感じるときは、
精神的にも良い状態です。
プロジェクトの進捗が良い時は、
精神的に余裕があり、
「頑張れ」に「もうひと踏ん張りするか」と、
前向きな気持ちになれます。
この「頑張れ」は、
「もう少し頑張れ」
「もっと頑張れ」
「頑張れるだろう」など、
言い方によって受取る側の反応も違ってきます。
「達成にもう一息」という時は、
「もう少し、頑張れ」と励ましモードになり、
「にっちもさっちもいかない」時は、
「頑張らないでどうする‼」と叱責気味に。
同じ「頑張れ」でも意味合いが大きく違い、
この言葉を受けた方は、
薬にも毒になりそうです。
相手の状況を良く見て、
使いたい言葉です。