先日、後輩のAさんから、
プロジェクトの招集メールが届き、
私はそれを見て「なに‼」と驚愕してしまいました。
なぜならその宛先の中に、
今回のプロジェクトメンバーには入らない、
Bさんの名前が入っていたからです。
Bさんは当初メンバー候補で、
本人もやる気でしたが、
最終的にメンバーからは外れました。
AさんにはBさんがメンバーから外れたことを伝え、
招集メールの宛先に入れないよう伝えていたのですが、
「宛先」のそれも「先頭」にバッチリ入っていました。
Bさんにはお詫びのフォーローをしましたが、
古傷に塩を塗られた気持ちだったでしょう。
Aさんには注意をしましたが、
「うっかりミスしました」とのことでした。
その時、昔読んだ本で
「忘却曲線」という法則があり、
「人が何か記憶した時、20分後には42%忘れる」
と書いてあるのを思い出しました。
「人は基本的に話を覚えていない」
それを実感しました。
「忘れること」を認識している人は、
大事なことを指示されたら、
しっかり「メモ」を取るのでしょう。
大事なことを指示する際は、
「簡単なことだから大丈夫だろう」
と思わず、
「大事なことだからメモ取れよ」
と言うことも必要だと痛感しました。