~ゴールの中にゴールを見るという感覚を持てることで、キャリアデザインは上手くなる!~ | 人生にキッカケを与えるメンタルコーチング 認知科学に基づくマインドデザインの秘訣

人生にキッカケを与えるメンタルコーチング 認知科学に基づくマインドデザインの秘訣

ネガティブやモヤモヤを解消することで、心の豊かさや創造性を生み出すマインドデザインを提唱。本来のあなたの持つ魅力を引き出すための、マインドの使い方の秘訣をお伝えしています。

ゴールの中にゴールを見るという感覚を持てることで
キャリアデザインも上手になっていきます。
 
自分が望んでいるゴールがあるならば
そのゴールの枠組みの外側から観ている
自分という視点で状況を俯瞰していきます。
 
自分の果たす役割は何か!?
そこで自分が見落としていることはないか!?
その先に広がる未来は何か!?
 
抽象度を高めていくということには
内なる存在に問いかけていく中で
そのありかたの重要なことに気付いていく
プロセスにも通じるところがあります。
 
そこで今回は、小説家のリルケが
若い駆け出しの小説家に向けて出した
その「若き詩人の手紙」の中で、残している言葉をご紹介します。

(引用開始)
あなたは外へ眼を向けていらっしゃる、
だが何よりも、今あなたのなさってはいけないことがそれなのです。
 
誰もあなたに助言したり手助けしたりすることはできません、誰も。
 
ただ一つの手段があるきりです。自らの内へおはいりなさい。
 
あなたが書かずにいられない根拠を深くさぐって下さい。
 
それがあなたの心の最も深い所に
根を張っているかどうかをしらべてごらんなさい。

 
もしあなたが書くことを止められたら
死ななければならないかどうか、
自分自身に告白して下さい。

 
何よりもまず、あなたの夜の最もしずかな時刻に
自分自身に尋ねてごらんなさい、
私は書かなければならないかと。

 
深い答えを求めて
自己の内へ内へと掘り下げてごらんなさい。

 
そしてもしこの答えが肯定的であるならば、
もしあなたが力強い単純な一語
「私は書かなければならぬ」をもって、
あの真剣な問いに答えることができるならば
そのときはあなたの生涯をこの必然に従って打ちたてて下さい。」
(引用終了)
 
大切なことは目の前にある、というのも
その気付きの多くは自分の内なるところにあって
その再解釈から生まれてくることにあります。
 
自分の無知に気がつくことがあることで
ふとしたきっかけで
自分が今まで知り得なかった
未来の可能世界の存在が
浮かび上がってくることがあります。
 
こうして自分が知らなかったことに
気が付くことの繰り返しがあることで
見えてくる世界観もあります。
 
そうした意味では
自分にはまだ見ぬ世界がある、というのも
自分の外側に向けて投げかけるのではなく
内なる自分に向けて問いかけていくものです!
 
無限の可能性を信じることが出来るのも
可能を生み出し続けることが出来るという意味で
得られる感覚でもあるものです。
 
そうした意味で
こちらの記事も振り返ってみてください。
前出:人は無知であることを自覚していれば、まともにいられるもの
(参考記事はこちら