~知識があることで、ゴールを邪魔をしてしまうことがあるのですか!?~ | 人生にキッカケを与えるメンタルコーチング 認知科学に基づくマインドデザインの秘訣

人生にキッカケを与えるメンタルコーチング 認知科学に基づくマインドデザインの秘訣

ネガティブやモヤモヤを解消することで、心の豊かさや創造性を生み出すマインドデザインを提唱。本来のあなたの持つ魅力を引き出すための、マインドの使い方の秘訣をお伝えしています。

知識があることで、かえってゴールを
邪魔をしてしまうことがあるのですか、という話題がありました。
 
同じ未来思考をしているように見えても
自分の運命が確定していて
その延長上にゴールがあると見る人と
ゴールを達成しているイメージに近付いていくように
そのありかたを更新していく人では
ゴールという言葉の解釈も変わってくるところがあります。
 
今までの知識や経験をもとにして
ステップアップしていくというアプローチと
今までの価値観をいったん脇に置いて
ゴールから見た仮説をもとにして
フィードバックを取ることで世界観を変えていくアプローチは
その行動から積み上げをしているという点では
同じように見えるところがあります。
 
ここで出てくるキーワードにはゲシュタルトがあります。
 
信念体系と言い換えても良いのかもしれません(^^)
 
私たちが何かを認識するときにも
その知識がなければ
そもそも目の前にあることを認識することが出来ません。
 
そしてその認識を生むときに
今までの習性からくるパターンがあるからこそ
見えなくさせてしまっている可能性があります。
 
ルビンの壺という絵があります。
*以前の定期セッションでも説明で使っていました
2人の人が向き合っているように見えるし
その真ん中に壺があるようにも見えます。
 
そのどちらが正しいという訳でなく
その両方を意識に上げることは出来ない、のです。
 
壺を見たいのに、人しか見えないというのは
今までの価値観がそのようにしか見えないように
決めつけている可能性もあります。
 
一番、難しいのは新しいアイデアを受け入れることよりも
古いアイデアから逃れることだ。(ケインズ)

 
古いアイデア(2人の顔)からヌルッと逃れることで
新しいアイデア(壺)が見える瞬間が出てきます!
 
その瞬間を手にするためにも
自分の内なる常識という知識を疑っていくことで
パラダイムを乗り越えていきましょう(^^)