私は昔から変化が苦手、というか悲しいかな変化に対応できない。
例えば、転勤や転職。
出来れば引っ越しもしたくない。
なので、会社に入ればずっとそこに居続ける。
家もずっと同じ場所。
それが私の中で普通に当たり前の事だと思っていた。
だけど現実は思いとは異なっていた。。。
銀行員ならば男性には転勤があるのを知っていたけれど、
まさか自分も転勤になるなんて思いもしなかった💦
初めて転勤になった時、
ずいぶんと上司に抵抗したの、
『辞めさせてもらいます。』と言ってね。
だけどかなわなかった
上司は上司で転勤先に行ってもらわないと困るみたい。
だから上司からは
『辞めるのはいつでもできるから、まずは転勤先の支店に行って
仕事をしてみないとわからないだろ』と言われた。
だけどこうも言われたな、
転勤した支店でどうしても辞めたければ
そこで申し出ればいい、とね。
初めての転勤だし、どんな人達がいるのかもわからない。
(今の支店には兄弟のように大事な同期や友達がたくさんいる。)
転勤先の支店でいじめられるかもしれないし、
人間関係や慣れない仕事で
また一から全てを構築しないといけない。
などと色々な事を考えてとても怖かったの。
今考えると心が恐怖に支配されていたのよね
ただ、そのような中で、
私の事を気にかけてくれる人もたくさんいたんだ。
住めば都というでしょう、だから大丈夫よとか
転勤先で気に食わない人がいれば無視すればいいよ~とか、
とりあえずは三ヵ月だけそこで務めてみたらいいんじゃない、とか
あんまり落ち込むんじゃないぞこんどまた食事に行こう。とか、
受け身じゃいけないよ、攻めていかないとね(Mさんありがとう)・・・
などと言ってもらい、
泣きじゃくって目の周りも腫れまくり、
顔もぐちゃぐちゃになっている私を皆が励ましてくれた。
このように変わりたくない状況をコンフォートゾーンというらしい
Wikipediaより
コンフォートゾーン(英語:Comfort zone)とは、
「快適な空間」を意味する語である。心理学などでは、ストレスや不安が無く、
限りなく落ち着いた精神状態でいられる場所を指す。
でも、変化をしたくなくても私のように
望まぬ変化をしないといけない時がくるかもしれない。
それがターニングポイント
(転換点、変わり目、重大な転機)だよね。
私はそれを幾度となく経験。
次の転勤の際には、
以前の支店の上司からその経緯を聞いていていた上司は
私が一週間の連休をとる前日に転勤を言ってきた。
なので、一週間の連休を急きょやめて三日間の連休に変更。
しかも当時、初めて行く沖縄旅行を翌日に控えていたわたし。
沖縄から帰った翌日には疲れた体を癒すこともなく
本店にて頭取のご挨拶を聞いた。
そして本店からさらに電車で移動し、
新しい転勤先の支店の場所を確認するという、
かなり自分としてはハードな状態だった。
結果、変わりたくない私なのに数回の転勤を経験。
結婚後もなぜかあっちに行ったり、こっちに来たり。
今でも変化は好きではないけれど
不思議となぜか変わってしまうということばかり。。。
だけど、このデメリットをデメリットで終わらせてなるものか
との不屈の精神で今まで頑張ってきたし、
これからも頑張り続けたいなぁとゆるりと考えている
まぁ、このデメリットをデメリットと思わずに
自分の中でメリットに変換するのが
一番ではないのかな~と前向きに考える