私の若いころの話し。。。
私の勤め先にはお年寄りのパートの方がいた。
その人はとてもお話し好きな女性
月末の銀行は大忙し。
そのお年寄りの女性も含めてたくさんのパートの方々が
忙しい銀行内を動き回っていた。
そのお年を召したパートの女性は、
月末で忙しかろうがなんだろうがマイペースの話し好き。
上司も誰も注意をしない。
しかも、月末で忙しいのにも関わらず
先輩方はその話し好きのパートの女性に付き合わされている。
業を煮やした私は思わずその女性に言った。
「口を動かさずにサッサと手を動かして下さい。」
その女性は、私に言われたことを上司に伝えた・・・らしい。
即、私は上司に呼び出された。
上司は私に言った。
「困るんだよね~。○○さんにきちんと謝っておいてね。」
私は目が点になった。
だが、上司の発言は有無を言わせない。
確実に上司に伝わるように
他のパートさん達のいる目の前で頭を下げて謝った。
「ごめんなさいm(__)m」と。。。
思わず涙がポロっとこぼれそうになった。
私が謝ったその場でそのお年を召したパートさんは
「わたしはねぇ、話をするためにここに来てるのよ。」
と、みんなの前で自分トークを繰り広げていた。
━若かりし頃のホロ苦い経験でした━
私は今、当時のパートの方の年齢を超えています。
このような事は年を取ると誰にでも当てはまるように感じます。
気持ちはいつまでも若くありたいですが、
いかんせん今の世代に上手く対応できない自分が悲しい。