本の噺 | 面白きコトも無き世を面白く…するのは自分の心意気
~自分の一冊~

素浪人の日々で私は舞台は勿論、日銭稼ぎや様々な遠征の中で、また幼少期~学生時代までを含めると数えきれない出会いと別れを経験しています。
祖父母とはここ数年で今世ではもう会えない別れもありました。

学生時代もそうだけど、日銭稼ぎや舞台で出会いまた会おうねと口約束して別れた相手とは基本的にすごい偶然でもない限りもう二度と会うことは無いと思っています。

ラインやらSNSやら電話やら連絡をとる手段はいくつもあるんですが、やはりもう会うことはないといつも思います。

それは別れた後もその人は新たな環境で新たな出会いをし、新たな状況に挑んでいく事になるからです。
昔を懐かしむのではなく、『今』に全力であって欲しいし、その時にはもう自分は思い出の登場人物でいいと思ってます。

だからこそ、誰かを送る側になった時、私はいつもあるモノをプレゼントする事に決めています。
年長者や人生の先輩の皆様にはハーゲンダッツやビール券を気持ち程度贈るんですが、この年齢になると後輩の方がどうしても多いです(笑)

そんな後輩には
図書カード
を贈ります。

本を買うことが少なくなったと思います。
調べモノもネットの方が早いですし。
それでも図書カードを贈ります。

金銭を贈るのは嫌ですし、そんな余裕はありません(*´σー`)エヘヘ
図書カードなら最悪金券ショップで換金も出来ます。

でも、何より私が思うのは

『人生に寄り添う一冊が必ずある』

と言う言葉をどこかで知ったからです。

先人達もまた、今の私たちと同じ悩みや問題と向き合ったり、未来への取り組みや挑戦をしています。
その足跡がそのまま残っているのが本です。

それは小説でも漫画でもエッセイでも料理の本でもなんでもいいと思います。

普段はお金を出して買わない本を、ちょっと図書カードあるし買ってみるか♪と言う遊び心で手に取るきっかけにして欲しいと思っています。

人生に寄り添う、と言えば少しクサい言い方に聞こえるかもしれませんが(*´Д`*)、それでも私はそんな言葉がしっくりくる本を3冊程持っています。

素浪人と言ういつだってピンチが多い身の上としては(^_^;)その本に、そんな本から学んだことに助けられた事も決して少なくない、と思っています。

でも財布に余裕がいつもないので基本的には500円分です。
足りない分は自分で出せよ、と思ってます(笑)


暑さが引き続き続きそうですね☀
涼しい場所でのんびり、何気なく買ってきた本を読んでいたら人生観が変わった!?なんてこともあるかもしれません。

熱中症に気を付けて、令和元年の七月最終日も元気にいきましょー(^-^ゞ

近所の神社で久々にシオカラトンボを見かけました。
う~ん、夏だなぁ🍉