(私)「菅直人やその政権は、福一原発事故の際、様々な悪行や不手際をやらかした。あのような原発事故が初めてのことで誰しも冷静な対応などできない…ということを割り引いてもや。」
(妻)「あのひとへの批判って、現場にやたら口出ししたこととか?」
「そう、まずはその『現場への過剰介入問題』やな。「俺は原発に詳しい」とか言ってやたらと口出しし、現場をかき回したことや。
それから『海水注入の中断指示』。福一原発の所長の機転で難を逃れた、あの件や。
それとヘリコプターで『現場視察』したやろ。事故対応の総責任者が現場の手足を止める愚行を働いたってことや。」
「なるほど。」
「でもな、当時騒がれたこれら以外にもわんさかある。」
「どんなこと?」
「そもそも福一原発事故は、事前に行っていた『原子力総合防災訓練』の想定範囲内やった。」
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「えっ、事前に訓練してんの? それにしては右往左往してたように見えたけど。」
「事故発生の5か月前、2010年10月に『原子力総合防災訓練』をやってるんや。その様子は官邸ホームページに載ってる。」
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平成22年10月21日、菅総理は総理大臣官邸で、平成22年度原子力総合防災訓練を行いました。 今回の訓練は、静岡県の浜岡原子力発電所第3号機において、原子炉給水系の故障により原子炉の冷却機能が喪失し、放射性物質が外部に放出される事態を想定して、政府、地方自治体、その他関係事業者等と合同で実施しました。
(官邸ホームページより)
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「ほんとや。まんま福一事故に当てはまりそうや。閣僚の誰も覚えてへんかったんかいな。」
「これだけやないで、その2年前の平成20年度原子力総合防災訓練では、これこそドンピシャで、福一原発での今回のような事故を想定した訓練までやってる。この時は麻生内閣やったんやけど、事故対応はちゃんとマニュアル化されてたんや。」
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福島第一原子力発電所3号機において、非常用炉心冷却設備の故障等による冷却機能の喪失から炉心が損傷し、原子炉格納容器からの放射性物質の放出による影響が発電所周辺地域に及ぶおそれがあるという想定で訓練が実施された。
(平成20年版消防白書より)
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「これこそ、そのまんまやん。」
「ところが福一原発事故の際、菅政権は、なぜかこうした訓練やマニュアルを完全無視、思い付き任せの的外れを繰り返し、現場を大混乱に陥らせたようや。」
「なんでそんなことしたんやろ。」
「訓練を真剣にやってなかったからやろ。閣僚の誰もちゃんと覚えてなかったようや。それに菅直人は、『俺様は原発に詳しい』ってやってたからな。それから原発事故を、当時低迷していた支持率を回復するために利用しようとしてたという話まである。」
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「なんやそれ。いずれにしても訓練通り、マニュアル通りやってたら全然結果が違ってたんとちゃう。」
「少なくとも、現場が『イラ菅』に振り回され、余計なことや的外れをさせられることはなかったやろな。住民避難も含め、事故や被害の程度も、もう少し少なくて済んだかもしれん。」
次回に続きます。
