(私)「今回の福一原発事故の話については、主に『死の淵を見た男:吉田昌郎と福島第一原発』(著:門田隆将 角川文庫)と『福島第一原発事故の「真実」』(著:NHKメルトダウン取材班 講談社文庫)を参考にしてるんやけど、両者とも米軍についてはほとんど触れていない。事故の際には救助、救援に米軍は大きな助力をしてくれたはずやけどな。」
(妻)「そうなんや。」
「米軍絡みの菅直人の不手際、悪行についての話がある。どうしてこれに触れなかったのか、吉田所長に的を絞った前者と違い、後者のNHKは、全体のドキュメントだけに、それに触れないことにある種の意図を感じる。」
「どういうこと?」
「そのあたりはちょっと後にして、まず米軍絡みの菅直人の悪行からいこか。
福一原発事故の折、原子力の運用に長けた米軍は、原発冷却が必要だと、『冷却剤』の提供を政府に打診してくれてたんや。日本側もこれを受けて一旦提供をお願いするんやけど、なぜかその後これを断るんや。」
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【在日米軍、地震被害の原発への冷却剤輸送は実施せず=米政府高官】
[ワシントン 11日 ロイター]
米政府高官は11日、東北地方太平洋沖地震で被害を受けた原子力発電所への在日米軍による冷却剤輸送は実施しなかったことを明らかにした。これより先、ヒラリー・クリントン米国務長官は、同原発に冷却剤を輸送したと述べていた。
これについて同高官は、冷却材の供給について日本側から要請があり、米軍も同意し輸送を開始すると国務長官は聞かされていたもようだと説明した。その後、日本側から冷却材は不要との連絡があったものの、国務長官の耳に入っていなかったとしている。
別の米政府当局者は、「結局、日本は自国で状況に対応できたとわれわれは理解している」と述べた。
(2011/3/12 ロイター)
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「なんで断ったんやろ?」
「おそらく同じ理由だったのが、後で問題となる『海水注入の中断指示』や。
官邸では『海水注入は再臨界を惹き起こすのではないか』との疑念に基づき、それを一時棚上げした。しかし現場ではすでに海水注入を始めていた。
東電は、官邸に「指示なく勝手なことはするな」と厳命されていたので、『止めろ』と現場に指示したが、吉田所長はこれを無視し、注入を止めなかった。」
「そうや、そのアホな海水注入中断指示に従っていたらどうなっていたことか。吉田所長の英断が日本を救ってくれた。でも、その話がさっきの米軍の冷却材を断った話とどう関係するの?」
「菅直人がわざわざ持ち出した海水注入による再臨界の話やけど、その議論に参加していた班目春樹原子力安全委員会委員長によれば、再臨界の可能性は?と問われ、専門家としてゼロではないと答えたものの、そんなあるかないかの可能性に拘るのではなく、とにかく今は冷やすこと、海水注入が最優先だとずっと言っていたらしい。」
「ふん、それで。」
「菅直人が海水注入を嫌がった理由が他にあるんじゃないかってことや。
海水を注入すれば、なかで塩がたまるし、腐食もする。つまり原子炉として使えなくなるってことや。
先の米軍の冷却材も同じ。あれは冷却材として『ホウ酸水』を使うらしいけど、これも炉の使用不能につながる。菅直人は、廃炉にしてしまう責任を負うことを嫌ったんではないかってことや。」
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「そんなことが米軍の冷却材を断り、海水注入を中断させた理由なの? 国の命運が掛かっているときに拘るレベルがおかしすぎるやろ。」
「なにしろ、菅直人は『第四列目の男』と呼ばれ、あらゆる責任から逃げる事が信条の男やからね。」
「なんやのん、その『第四列目の男』っていうのは?」
「かつて学生運動時代、リーダー格で、警視庁の監視対象だった彼は、機動隊と衝突しても逮捕を免れやすい四列目に常に身を置いていたことから付けられたあだ名や。」
「恥ずかしいあだ名やな。とにかく責任をとりたくないってことか」
「日頃から官僚が案を提示すると『俺に判断させるな!』って切れて追い返すというぐらいやから、いつも自分の責任を回避することを最優先してる。この件も然りってことや。」
「それにしても最大級の危機のさなかに天秤にかける話と違うよね。」
「まあ、菅直人は特にそうやったけど、当時の民主党、現在の立憲民主党などは『責任回避、他責体質』なんや。責任は皆他人になすりつける。」
「そうやね。結局、民主党政権は、福一原発事故の責任を全部東電に押し付けたしね。」
「そういうことや。福一原発事故の際、菅直人は『原子力緊急事態宣言』を発してる。
これは原子力災害対策特別措置法で、この宣言を発した時点で権限と責任はすべて総理に一元化されるんや。
そのことを民主党とマスゴミはずっと誤魔化してきよった。反日マスゴミは常に反日政党を庇いよる。」
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「ひどい話や。」
「だから当時の民主党、現在の立憲民主党。同じく民主党を源流にしている国民民主党というのは、俺は信用でけへん。」
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「国民民主党も⁉」
「玉木雄一郎の言動を見ててもわかるやろ、今でこそ減税を打ち出したせいで人気を集めたけど、かつてから『口だけ』と言われてるし、実際肝心なときにフラフラしよる。
不倫、山尾志桜里騒動、今回の首班指名を巡ってもその通りや。保守受けを狙うのかと思いきや、夫婦別姓やLGBTを推すなどもしよる。
玉木雄一郎については、俺の好きなブロガー、パチンコ屋の倒産を応援するブログさんの『玉木雄一郎という真性のクズ』(2017.9.17)という記事を読んでほしい。自らが日本獣医師政治連盟から献金を受けていたにもかかわらず加計学園問題の急先鋒に立つなど、獣医師会利権に絡む玉木の話や。その中で彼の本質を問うてる。」
「パチ倒さん、『玉木雄一郎に対してのブログ主の評価は、「穀潰し」「人間のクズ」「税金泥棒」です。』とか『第二の菅直人』とか厳しいね。」
「人間の本質はそうは変われへん。パチ倒さんの評価を鵜吞みにするかどうかはあるけど、実際の言動を追えば、納得してしまう。」
「それはそうと、ちょっと脱線し過ぎと違う。」
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「ほんまやな。菅直人の話に戻せば、責任回避、他責の男ということやけど、さらに悪どいのは、菅直人や政権の幹部たちが『海水注入は菅総理の英断』との嘘をマスコミにばら撒き、吉田所長の上前を撥ねようとしたことや。」
「なにそれ?」
次回に続きます。
