子や孫世代の幸せを願って -26ページ目

子や孫世代の幸せを願って

次世代の幸せを願って、日本の社会、経済について考えます。

菅直人や政権の幹部たちが『海水注入は菅総理の英断』との嘘をマスコミにばら撒き、吉田所長の上前を撥ねようとした。

 

 

キョロキョロ(私)「この件については、参考にさせてもらっている『死の淵を見た男:吉田昌郎と福島第一原発』(著:門田隆将 角川文庫)と『福島第一原発事故の「真実」』(著:NHKメルトダウン取材班 講談社文庫)では、まったく触れられていない。」

 

 

 

知らんぷり(妻)「なにを機会にこの件が持ち上がったのかな?」

 

 

 

えー安倍元総理のメルマガや。そこで先ほどの指摘(菅直人が東電に対して海水注入をやめさせていた事、それでありながら『海水注入は菅総理の英断だった』と側近(福山哲郎)が新聞、テレビに嘘をばらまいたという事)に腹を立てた菅元総理が名誉棄損で訴えたんや。」

 

 

 

知らんぷり「なるほど。それでその裁判はどうなったの?」

 

 

 

キョロキョロ最高裁まで行ったけど、2017年2月21日、菅直人の全面敗訴で終わった。」

 

 

 

知らんぷり「つまり菅直人や当時の政権幹部嘘をバラまいていたってことが、公に事実として認定されたってこと?」

 

 

 

キョロキョロ「そういうこと。だから菅直人や側近(福山哲郎)の言に乗り、彼を英雄視したドラマや映画『太陽の蓋』、朝日新聞特別報道部が著した『プロメテウスの罠』っていう本も全部出鱈目、嘘確定ってことや。」

 

 

 

知らんぷり「『太陽の蓋』っていう映画や『プロメテウスの罠』っていう本、どちらもアマゾンなんかで平気で売られてるけど、問題ないの?」

 

 

 

えー「大ありやろ。最高裁が嘘と断じたものやからな。

 

それでも反日オールドメディアは、菅直人にとっての不利なことを問わず、語らずをやってる。『福島第一原発事故の「真実」』を著した NHKもその類や、前回話した『意図』とはこのことや。門田隆将氏の著作は吉田所長という人間に迫ったもんやったから、これは別やな。

 

それはそうと、そんななかで産経新聞の阿比留 瑠比氏(論説委員兼政治部編集委員)が、『阿比留瑠比の極言御免』というコラムで本件を取り上げていた。阿比留さんは、俺が信用する数少ないマスコミ人や。」

 

 

 

本事案についてわかりやすく、余すことなく述べられているので、そのまま掲載させていただきます。  

「阿比留瑠比の極言御免」2本、菅元総理の敗訴確定記事1本

 

 

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原発事故で情報操作 菅直人官邸の明るみに出た実態

2015/12/10 01:00  産経新聞 阿比留 瑠比  「阿比留瑠比の極言御免」

 

東京電力福島第1原発の事故対応をめぐり、菅直人元首相が安倍晋三首相に損害賠償などを求める訴訟を起こし、東京地裁が請求をいずれも棄却した件では、判決で興味深い指摘がなされていた。水素爆発した1号機への海水注入に関する当時の菅官邸のあり方を、こう認定したのである。

 

「東京電力は、準備でき次第、海水注入を行うことを早々に決めていたが、官邸は、その後の午後6時に『真水による処理はあきらめ海水を使え』との首相指示が出されたと発表し、あたかも海水注入を渋る東京電力に対して海水を使うように原告(菅氏)が指示したと受け取ることができる情報を発信した」

 

「(安倍首相のメールマガジンの)海水注入の実施を決定したのは原告であるとの虚偽の事実を原告の側近が新聞やテレビに流したことについても、その重要な部分は、真実であった」

 

地裁が事実認定

つまり、地裁は菅官邸がメディアに対し、情報操作を行っていたと事実認定したのだ。これは政治と報道の関係を考える上で、もっと注目されるべき点だ。

 

筆者は東日本大震災時も官邸を担当しており、当時の官邸政治家や政府高官らの言動をよく覚えている。彼らは事故発生直後から、取材記者らにこんな情報を流していた。

 

「菅氏が渋る東電にベント(排気)をさせた」

「原子炉の廃炉を懸念して嫌がる東電に対し、菅氏が英断で海水注入させた」

 

 どちらも事実とは異なる。東電は早くベントをしようと懸命だったし、菅氏の言動が始まっていた海水注入を止める危険があったことも後に分かった。

 

極限状況の中で、官邸政治家らも事故の現状を正確に把握できていなかった部分はあるにしろ、当時も「彼らは都合の悪いことは全部東電のせいにしようとしているな」と感じたことも記憶している。

 

こうした菅官邸による情報の誤発信や誘導については、国会や政府など各事故調査委員会の報告書でもあまり触れられておらず、判決の意味は大きい。

 

混乱原因を東電に

これに対し、菅氏自身は不満たらたらで、5日付のブログ「海水注入事件の真実」では、混乱の原因を「東電の責任逃れ体質」に求め、こう記している。

 

「淡水がなくなった後の海水注入も東電の判断で行わる(※ママ、行われる?)ことには何ら問題なかった」「東電の『おもんばかり体質』が混乱を起こしたのだ」

 

だが実際は、官邸で一部始終を目撃した関係者によると、速やかな海水注入を求める専門家らに対し、菅氏はこう怒鳴っていた。

 

「海水を入れると再臨界するという話があるじゃないか。君らは水素爆発はないと言っていたじゃないか。それが再臨界はないといえるのか。そのへんの整理をもう一度しろ!」

 

当時の東電は官邸に「指示なく勝手なことはするな」と厳命されていた。

 

判決が、菅氏に「海水注入を中断させかねない振る舞いがあった」と指摘したように、当時の吉田昌郎所長が菅氏の意をくんだ東電本店の指示に逆らい、独断で注水を続けていなければ、事故はさらに深刻な局面を迎えていたかもしれない。

 

「(安倍首相は)混乱の責任をすべて私に押し付けようとしたのだ」

 

ブログでこう結論付けた菅氏は4日、東京高裁に控訴している。高裁審理を通じ、さらに菅官邸の実態周知が進むことを期待する。

 

(論説委員兼政治部編集委員)

 

 

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菅直人元首相、もう一度お答えしますが…

2015/12/24 01:00 産経新聞 阿比留 瑠比 「阿比留瑠比の極言御免」

 

10日付当欄で、東京電力福島第1原発の事故対応をめぐり、菅直人元首相が安倍晋三首相を東京地裁に訴えたものの全面敗訴した問題を取り上げたところ、菅氏は同日付の自身のブログで「産経新聞の『極言御免』の事実誤認」という反論を書いてきた。そこで、17日付当欄でそれへの返答を記すと、菅氏は、今度は20日付ブログで「恥知らず」「卑怯(ひきょう)」とさらにボルテージを上げてきた。

 

あなたにそう言われてもと当惑を禁じ得ないが、「紙面上で返答されたい」とのことなので、もう一回だけ書くこととする。

 

猜疑心と「イラ菅」ぶり

菅氏の主張は、産経新聞の平成23年5月21日付「首相激怒で海水注入中断」という記事は、虚偽報道であり、当欄がその点を黙殺しているというものだ。記事はこう書いている。

 

「東電は原子炉への海水注入を開始したにもかかわらず菅直人首相が『聞いていない』と激怒したとの情報が入り、約1時間中断した」

 

「東電側は首相の意向を受けてから判断すべきだとして、同(午後)7時25分に海水注入を停止した」

 

確かに、実際には第1原発の吉田昌郎所長が東電本店の指示に逆らい、独断で海水注入を続けたため、中断はなかった。

 

だが、記事が出た段階ではその事実は判明しておらず、政府・東電統合対策室自体が午後7時25分のいったん停止を公式に発表していた。

 

また、産経は菅氏自身が直接停止を指示したとは書いておらず、あくまで菅氏の意向を受けとめた東電が停止したと指摘している。この点は政府事故調による聴取記録の中で、吉田氏自身がこう証言している。

 

「注入した直後に官邸にいる武黒(一郎・東電フェロー)から電話がありまして、(首相)官邸では海水注入は了解していないと。だから海水注入を停止しろという指示でした」

 

菅氏が官邸での会議で、海水を入れることによる再臨界への懸念を示したことは、当欄だけでなく、当時の海江田万里経済産業相や細野豪志首相補佐官、貞森恵祐首相秘書官、武黒氏らがそれぞれ政府事故調や国会事故調に証言している。

 

だからこそ、東京地裁は3日の判決でこう事実認定したのである。

 

「首相である原告(菅氏)に東電において開始した海水注入を中断させかねない振る舞いがあった」

 

つまり、海水注入の継続は吉田氏の英断による「結果オーライ」にすぎない。

 

菅氏が持ち前の猜疑(さいぎ)心と「イラ菅」ぶりによって、重大な危機を招きかねなかったことは疑いようのない事実だといえる。

 

場当たり的で泥縄的な危機管理

これに対し、菅氏は5日付ブログで「東電の『おもんばかり体質』が混乱を起こしたのだ」と東電にすべての責任を押し付けているが、国のトップである首相の発言の重さをまるで理解していないようだ。国会事故調はこう指摘している。

 

「東電側が、政府の代表者である菅首相ら官邸政治家の発言に過剰反応したり、あるいはその意向をおもんぱかった対応をする事態は十分に予期される。首相が、注水停止の原因を過剰反応した者の対応に求めることは違和感がある」

 

本人が否定しているため名前は伏せるが、官邸政治家の1人が吉田氏に直接電話し、海水注入を止めるよう要請していたとの関係者の証言もある。

 

菅官邸のイレギュラーな現場介入については、各事故調はこう指摘している。

 

「無用な混乱と事故がさらに発展するリスクを高めた可能性も否定できない。場当たり的で泥縄的な危機管理」(民間)

 

「官邸の政府首脳らから、現場実態からかけ離れた具体的な要求が直接、間接になされた。緊急事態対応の中で無用な混乱を助長させた」(東電)

 

「現場対応の重要な時間を無駄にしただけでなく、指揮命令系統の混乱を拡大させた」(国会)

 

「介入は現場を混乱させ、重要な判断の機会を失し、判断を誤る結果を生むことにつながりかねず、弊害の方が大きい」(政府)

 

吉田所長「馬鹿野郎と言いたい」

にもかかわらず、菅氏はいまなお、自身のブログや雑誌などメディアで、「私は正しい」「私はよくやった」などと自己正当化に余念がない。菅氏が一方的に「戦友」と呼んだ吉田氏は、政府事故調の聴取でこう厳しく述べている。

 

「あのおっさん(菅氏)がそんな発言をする権利があるんですか。あのおっさんだって事故調の調査対象でしょう。そんなおっさんが辞めて、自分だけの考えをテレビで言うのはアンフェアも限りない」

 

「(菅氏は)私も被告ですなんて偉そうなことを言っているけれども、被告がべらべらしゃべるんじゃない、馬鹿野郎と言いたい」

 

ちなみに菅氏は、20日付ブログで産経が自分の反論に対して「何ら返答していない」「報道機関としての資格はない」などと激しく批判した。だが、当欄が指摘した主題である当時の菅官邸による「廃炉を懸念して嫌がる東電に、菅氏が英断で海水注入させた」などの事故情報の操作、誤発信については一切触れようとしていない。

 

(論説委員兼政治部編集委員)

 

 

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安倍晋三首相、FBに「真実の勝利。菅直人元首相は猛省を」 メルマガ訴訟で

2017/2/22 20:55 産経新聞

 

 安倍晋三首相は22日、東京電力福島第1原発事故への対応を批判した安倍首相のメールマガジンで名誉を傷つけられたとして民進党の菅(かん)直人元首相が損害賠償などを求めた訴訟で、菅氏の敗訴が確定したことについて、自らのフェイスブックに(FB)「まさに『真実の勝利』に最終判断が下りました」と書き込んだ。

 

 安倍首相はFBで裁判の経緯を説明。その上で「元総理が現職の総理を告訴し、裁判で争うことになったことは残念でなりません。私は総理としての時間の一部を裁判のために割かざるを得ないことになりました」と指摘した。

 

 さらに、平成25年の参院選直前に突然提訴されたとし、「私をおとしめることを目的とした売名行為にほかならず、菅元総理の猛省を求めます」と痛烈に批判した。

 

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次回に続きます。