頑張っているのに点数が上がらない原因は?
1、「努力不足」ではなく「学習設計」受験生の中には、毎日机に向かって一生懸命に勉強しているのに、模試や定期テストで思うように結果が出ない子がいます。塾にも通っている。ワークもこなしている。寝る間を惜しんで時間をかけている。それでも成績が伸び悩んでいるとき、それは決して『努力が足りない』からではありません。実は、せっかく努力しても、点数に結びつくための『設計(プランニング)』がズレているのです。このズレを整えるだけで、同じ勉強時間でも驚くほど結果が変わります。2、頑張りが点数に反映されない原因は大きく分けて3つあります。1.「終わらせること」が目的になっている本来の目的は『点数を上げること』なのに、いつの間にか『学校の課題を終わらせること』『塾のカリキュラムをやりこなすこと」『問題集のページを進めること』・・・がゴールになってしまっていませんか?2.「思い出す練習」が足りないノートをきれいにまとめたり、参考書を読んだりして『覚えたつもり』になる学習が中心になっていませんか?試験本番で必要なのは、知識を入れる力ではなく、何も見ずに『思い出す(取り出す)力』です。3.「得意なこと」ばかりやってしまうついつい、やりやすい得意教科に時間を使ってしまいがちです。特に上記の1番目の原因がとても強く影響しており、苦手な部分の失点を減らす設計がなされておらず、カリキュラムや問題集をやりこなすことに目標がすり替わっているケースが多いのです。2、 成績を上げるための「4つのルール」改善のポイントは、勉強の「量」を増やすことではなく、次の4つを意識することです。✅ 『苦手な単元』に優先的に時間を使う✅ 『忘れかけたタイミング』でちょうどよく復習する✅ 間違えたときに『なぜ間違えたのか』を言語化する✅ 数日から1週ごとに自分の計画を『ちょっとだけ』見直すこれらが習慣になると、努力がそのまま結果に直結し始めます。3、 復習を加速させる「自分専用のオリジナル問題集」テスト前にぜひ取り入れてほしいのが、『苦手分野』だけをギュッと詰め込んだノート作りです。数学のこの問題、英語のあの構文……と、苦手なものが色々なテキストや問題集にバラバラのまま放置されていませんか?いざ復習しようとしたときに「あの問題どこだっけ?」と探している時間は、非常にもったいないものです。間違えた問題や、どうしても覚えられないことを1冊のノートにまとめて『自分だけのオリジナル問題集』を作ってみてください。💡 あちこちの教材を見返す必要がなくなる💡 自分の弱点だけが1冊に収まっているので効率が良い💡 「これさえ完璧にすれば大丈夫」という安心感につながるこの『探す手間をゼロにする』設計が、テスト直前の得点力を大きく左右します。4、AIは勉強の「強力なサポーター」になりますとはいえ、お子様一人でこれら全てを管理したり、ノートをまとめたりするのは大変ですよね。そこで役立つのが『AI』です。『AIって難しそう……』と思われるかもしれませんが、実はスマホやタブレットでチャットをするだけで、次のように活用できるんです。▼ 『どこが苦手か』を教えてくれる模試の結果をAIに見せると、『これはケアレスミス』『これは知識不足』と整理してくれるので、次に見直すべきポイントが明確になります。▼ 『いつ復習すればいいか』を提案してくれる「今日覚えた英単語、次はいつ復習したら忘れない?」と聞けば、AIが最適なスケジュールを組んでくれます。▼ 『専用の問題集』をその場で作ってくれる苦手な数学の問題を伝えると、似たような練習問題を一瞬で作ってくれます。スキマ時間にクイズ感覚で復習できます。▼ 『先生役』になってくれる自分の解き方をAIに説明してみて、「今の説明で合ってる?」と聞いてみます。うまく説明できない部分は、まだ理解が浅い場所だと自分で気づけます。AIは魔法の道具ではなく、勉強の効率を何倍にも高めてくれる『補助輪』のような存在です。大切なことなので、もう一度説明しますと、大抵の場合、弱点を潰すための効率的な学習をしておらず、カリキュラムや問題集を単にこなそうとしているために、学習が最適化されていないのです。特に、特定の塾のオリジナルカリキュラムやオリジナルテキストをやっていれば大丈夫・・・というのは幻想で、どの生徒にも合うような万能な教材はありませんので、思うように成果が出ないのは、本当に個別最適化された学習になっているのかどうか疑わないといけません。その点、AIを使った学習では、AIが生徒の学力レベルに合わせて問題を作ってくれますので、AIを使いこなす生徒の方が圧倒的に効率良く学習を進められるわけです。私の肌感覚では、まだまだ古い勉強方法を選んでいる子供たちが9割以上いると見ていて、特進アカデミーでAIの使い方を教わっている塾生でも、すぐにまた元の勉強方法に戻ってしまい、学習効率が悪くなっているケースが見受けられます。恐らく、周りがやっているから「自分も同じ方法で勉強する」「同じシステムで勉強する」、そしてそれがきっと正しい方法だと「思い込んでいる」と思うのですが、みんなが使っている問題集・テキスト、他の人たちと同じ学習カリキュラム(塾・予備校、通信教育など)で成果を出そうとしても、同じものを使っている限りは、差は出ないと考えた方がいいです。(実際にそうですが)結局のところ、それらをどうやって個別最適化し、自分自身の弱点を克服するために利用するかという「変換作業」が出来る子が受験に勝つのです。使っている素材が同じで、かつ既存のカリキュラムに依存していては、大きな差は出ないのは誰にでも分かることだと思いますが、でも、そこから抜け出せず、「みんながやっているから」「この問題集が人気があるから」「有名塾のオリジナルテキストだから」「あの予備校の授業なら」と、それを手に入れることで安心してしまうのが人間の性。そこからどう発展させるの?と考えるのが本当は大切なことであって、自分に適した「オリジナルの学習スタイル」を如何に作り上げられるかで差が生まれると考えた方がいいです。