黄色いDiary 171◇2015/2/18 | copain (Ameba出張所)

copain (Ameba出張所)

強火智担で根っからの腐女子のあややがひっそりまったりと某気象グループの長男×四男の【J禁P禁】を取り扱っている駄文サイトです。
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某気象グループの長男×四男の
J禁P禁を取り扱っている駄文サイトです。

◇18歳以下
◆J禁、P禁ってなに?
◇BLってなに?
◆ONは受け入れられない!
って方はご遠慮下さい。

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ムリだわ、絶対。
うん。無理。
おもしろそうだとは思うよ。
でもさ。
俺、さ。
あんまりそういうの
興味ない方の人だからさ。
 
食、にも、そんなにね。
興味ないから。
くいだおれ的なのも無理だし。
旅行するとしたら
地元の旨い酒に、美味しい肴、
んで、温泉でゆっくり、くらいかなぁ。
・・・旅館から外に出ないで終わりそう。
 
アナタはやっぱり
その場所場所で釣りに行っちゃうんでしょうな。
 
1人で楽しんできたらいいよ。
俺、本当に無理だから。
捕食シーンなんてさ。
TVで充分。
絶対、実物なんか見たくない。
 
 
ほんとに。
なんでこんなにお魚さんが怖いんだろう、俺。


ただでさえ怖いのに
ロケで更にトラウマ感、増してるもんね。
ダイオウイカなんて、完全に無理。
想像しただけで吐きそう。
 
・・・ってか。
国内一周俺と一緒に行く、なんて
ひとことも言われてないけどさ。。。
 

 
 
「どした?」


ほんとにアナタ、
こういう時の勘がいいよね。

さっきまで、起きる気配無かったのに
心配そうな顔してさ。
俺の頬、その長い指で撫でて。


「なに泣いてんの?」


は?!泣いてなんか…
そう、思ったのに、指で目尻を拭われた。


その指、ペロっと舐めて
「しょっぺー!」
って。
んふふ、って、笑う。


俺、どんだけ想像力豊かなんだろうね。
考えただけで涙出るなんてさ。

 
「なんでもないですよ。
 あくびしただけ」
 

笑って言ったのに
ぐいっと引き寄せられて。


「ウソツキ」

 
アナタの腕の中。
鼻が触れる至近距離で
俺の心の奥まで見透かすように
じっと見つめられる。

 
「今朝、何話した?」

「・・・ダイオウイカ」

 
それだけで解ったみたいにさ。
ふにゃん、って笑って。


「カズは本当に可愛いなぁ!」


って頬擦りする。


「ちょ!イタイから!」


朝はさ。
ジョリジョリするじゃん、それなりに。
俺の柔肌、擦んなや!


「だって可愛いよ」


うっとりと目を細めて。
俺の頬、両手で包んで。

俺、ダメ。
アナタのその顔。
ヤバイ。
鼓動が速くなる。
 
ぷい、って横向きたいのに
頬を包まれてるから出来なくて。
そのまま優しい唇が近付いて来る。


どうせバレてるから
開き直って目を閉じる。
 
 
「温泉旅館にしような。
 カズが変なこと考えられないくらい
 熱い夜にするから。
 おとなしく宿で待ってて」


労るような優しくて長いキスのあと。
そんなことを言うから。
また涙が溢れる。
 
 
 
大好き///