Delizioso 20 | copain (Ameba出張所)

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強火智担で根っからの腐女子のあややがひっそりまったりと某気象グループの長男×四男の【J禁P禁】を取り扱っている駄文サイトです。
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某気象グループの長男×四男の
J禁P禁を取り扱っている駄文サイトです。

◇18歳以下
◆J禁、P禁ってなに?
◇BLってなに?
◆ONは受け入れられない!
って方はご遠慮下さい。

◆side智  は な ︰11:26up
◆side和 あやや︰18:17up

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1つ前のお話

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和20


さとしの親友、櫻井さんから紹介された岡田准一さんはブラジリアン柔術の茶帯だそうで。
背格好はオレたちと変わらないのにガッシリ重たい体つきをしていた。
他にも「カリ」「USA修斗」「ジークンドー」で師範級の腕前らしく。
警官の制服よりも道着が似合いそうな人だった。

さとしと別れて帰宅途中、岡田さんからのアドバイスを思い返していた。

もしものために防犯アプリもおすすめだと言われたので、歩きスマホはダメだと認識しつつも、警視庁のDigi Policeを入れてみた。

ルート機能で一番近い警察署や交番までの経路が確認できるらしい。
不安を感じたらすぐに駆け込むようにとのことだった。

また、防犯ブザーとしても使えるので、身の危険を感じたときには迷わず鳴らすようにとのことだった。

自分はこれでも男で、相手は女性。
成人男性が女性に襲われる、というのもなんだか変な気もするが
ストーカー化した女性は思わぬ行動を取るから
注意するに越したことはないそうだ。

警察に相談できたことで、なんとなく不安は薄れていた。
一人じゃないというのは心強いものだ。

もうすぐ自宅に着く、というところで、
正面からあの女が姿を現した。

「あなた、私の警告を無視したでしょう。
 痛い目にあわないとわからないのかしら?」

住宅街の、ひと気の無い路上だ。
通行人は他にいない。

オレの家も把握してるのか??
背筋がゾクッと寒くなる。

もし遭遇しても大声を出したりして刺激すると逆効果。
距離を取って冷静に。
証拠はあればあるだけ良い。

岡田さんからのアドバイスを頭の中で復唱する。

手にしていたスマホをこっそり録画モードに切り替えた。

目立たないように様子を見ながら
少しずつ距離を取る。

「なんのことですか?」

「私が智の唯一の恋人なの。
 あなたみたいな人が周りをうろつくのは迷惑なの」

「たしかに智先生とは親しくさせてもらっていますが…」

オレが話し始めると女は手に何かを握りしめながら

「私こそが智の真の恋人なの。
 あなたが智の傍にいることは許せない」

と言うと、不気味な笑みを浮かべた。

何を握りしめているのかまでは確認ができない。
でも、きっと、危ないものだろう。

「あの、失礼ですが、あなたのお名前は?」

冷静に応じながら、録画していることを悟られないよう気をつけた。

「あなたに名乗る必要はないわ」

「はい、すみません」

とりあえず素直に謝った。
これからどうしよう?
じゃ、さようなら、と帰らせてくれるだろうか?

そのとき、子供の賑やかな声が聞こえた。
女が振り返ると、そこには犬の散歩をする親子連れがいて、
ちょうど角を曲がってこちらに向かって歩いてくるところだった。

それを見た女は慌てた様にオレの方へ駆け出してきた。
慌てて自分の顔を守るように手を上げると、
持っていたスマホが女の方へ向く形となった。

ヒヤッとしたが、女は何もせずにオレの横を走り抜けただけだった。
確認してみたが、後ろに気配はない。

犬を連れた親子連れに「こんばんは」と挨拶して、オレも歩き出す。

またあの女が来るかもしれない。
オレはできるだけ早く家に帰ることを決めた。

念の為、岡田さんの番号に電話をし、遭遇した場所や話した内容を報告しながら家路についた。
オレの家の管轄の署に連絡して、周辺のパトロールを強化してくれるとのことだった。

さとしのことが心配だった。
あの女……
オレの前から去ったあと、戻ってこなかったということは、あっちに向かっているのかもしれない。

岡田さんとの通話を切り、家までダッシュした。

家のドア、窓の施錠を確認して、すぐにさとしに電話をかけた。

さとしは既に帰宅済みだった。

とにかく施錠をしっかりと、
怪しい訪問には対応しないように、
不要不急の外出は避けるように、
思いつくままに伝えると「かずって母ちゃんみたいだな」って笑われた。

母ちゃんでもなんでもいいよ。
…とにかくさとしが心配だった。

さとしの元にはまた怪しげな封書が届いていたそうだ。

証拠が増えた、と、茶化していたけれど、
本当のところはどうだろう?
不安でいっぱいじゃないのかな?

すぐにでも駆け付けたい気持ちを押さえつける。

オレは遭遇した出来事を箇条書きにし、録画した映像を付けてさとしと岡田さんへ共有した。
女の身元がわかればいいな、なんて思いながら。

さとしは明日からのオレの出社が心配だから
送り迎えする、なんて言い出した。

今あの女を刺激するような行動は避けたほうがいい。

そう言ってオレは断った。

朝の通勤は人通りも多いから、きっと大丈夫。
帰りは…ちょっと同僚や幼馴染にでも相談してみるかな?


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次話→


です。


>゜))彡
私も昨日のお昼はカレーを食べました。(ひな祭りだけどさ)
と、いっても自分で作ったものではなく、友達と、地元商店街にあるネパール料理屋さんへ行ってきました。
本場のカレーって美味しいですよねー♡

岡田くんはSPもカッコよかったですが、個人的には堂上教官が好きです。
私はもともと有川浩さん(原作者)ファンなのですが、アニメよりも岡田氏の方が鬼の堂上教官(笑)にハマってましたよね。(わかる人いるかなぁ?)
翔ちゃんは…ほら、今空港占拠されてて獣対応で忙しいから。岡田氏紹介してくれて、こっちには来られないかなー(笑)
>゜))彡