アップリンク吉祥寺に「マエルストロム」を観に行きました。 | 仮面ぶろがーBlackの「ありふれた市井人(しせいにん)の日常生活」

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ありふれた普通の男「わたくし」が世の中の出来事や身の周りで起きた楽しかった出来事におひれをつけてマメに書いています。

アップリンク吉祥寺に


Maelstrom マエルストロム を


観に行きました。



Maelstrom マエルストロム


山岡瑞子 監督・撮影・ナレーション


上映時間 79分の映画です。






ここからは


映画を観終わったあとの感想です。


実によかったですね。


血となり、肉となる。


そんな映画でした。


わたくしのレビューでは


星5つ、です。


満点!!


79分の上映時間中


ずっと山岡瑞子・監督のナレーションが


続くんだけど、その内容が


とてもよかった。





劇場ではポップコーンの塩味と


ビールを注文しました。






 


山岡瑞子・監督は車椅子ユーザーの方で


そのような状態になるまでの経緯、


からはじまって


最近の身の回りの現状まで


こと細かくナレーションが続きます。



むかし、山岡瑞子・監督に


初めてお会いした際に


車椅子を見て


「お身体はどうされたんですか?」


そうおたずねしたんですよね。


そうしたら


山岡瑞子・監督が


「交通事故で脊椎損傷になりました」


その時、そう応えられた。


わたくしとしては


当時、iPS細胞がノーベル賞を


受賞したころだったから、


「すぐに治るんだろうなぁ〜」


なんて軽く考えていました。


しかし、それは甘かったですね。


いまだに全く変化なし!


いまだにiPS細胞の成果を


聞いてはいません。


もう10年以上!


さすがに遅すぎますよね。




むかし、福岡伸一さんが


自らのご著書の中で


iPS細胞について


「どうせ大したことはできない」


そう書かれていたですよね。


それとは別に、


当時、わたくしの身近にいた方で


(* この方は完全な専門家だった)


わたくしがiPS細胞について


「あれ、すごいですよね!」


そう言いましたら。


「むかし、脊椎小脳変性症の治療薬が


開発されたんだけど


全く効き目がなかったんだ」


そう言う具体例をあげて。


「どのみち大したことはできない」


そう言われたので


ガックリしたのを思い出します。


どうも専門家の方は再生医療に対しては


あまり期待していないようでしたね。


わたくしは専門家でも何でもないので


素直に医療の技術革新には


期待しております。



山岡瑞子・監督・撮影・ナレーション


Maelstrom マエルストロム


素晴らしい映画でした。


このような映画は大きな映画館では


上映されないので


このような映画こそ


ミニシアターに出かけて行って


ご覧になられるのがよいかと思います。



是非、オススメします。



おわりです。