血のお茶と紅い鎖 | 女神★降臨

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「血のお茶と紅い鎖」というゴスいストップモーションアニメ映画をみた。

 

 

アマゾンプライム。

言葉は一切話さない。

鳴き声と周囲の物音だけ演出されているというか。

一見子供向けに見えるけど、対象年齢13歳以上だから、そんなに子供向けでもないのかな。

 

私自身は自分の中のチャイルディッシュな感覚、自分の中の幻想性が刺激される良い映画だった三日月

私は夢の中にいるような世界観に憧れがあるのだと思う付けまつげ

「ムーミン谷に行きたい」とかも、昔、言ってたしw

なんというか幻想的な世界は「自分自身が生きる場所」って感じがあるんだよね。

現実逃避をしているのとは違うと思う。

懐かしい感覚とも違うし、幻想的な世界に子供時代の安心感みたいなものを感じているのかもしれない。

幻想的だけれども、ダークな側面を隠さない世界観が好き。

 

印象なシーンはいくつかあったドクロ

最初の方だと、コウモリみたいな生き物が食虫植物?に食べられそうになるシーン。

サイケ感がすごい(笑)

キテる映画だなと思った。この時は特に。

 

あと卵から生まれる鳥人間みたいな生き物。

なんか見た目がすごく自分に似てる…十字架

見た目が似てるから何か入り込んでしまうというか…

 

貴族のネズミが空っぽになった人形のお腹の中に、白い薔薇と、血のお茶で描いたハートのカードを入れるのがまたゴス感あって良かった十字架

その人形と踊りながら、カエルさんのところに行って、心臓を入れてもらったり、盗んできた人形をお返ししたりw

人形を溺愛していたネズミさんが私としては、1番のお氣に入りw

人形さんが千切れた時にギューっと抱きしめる姿が本当に悲しげで愛らしいえーん

 

最後に現れる

 

BLOOD AND WATER

ROUND AND ROUND

BENEATH MY SKIN

AND UNDERGROUND

 

の言葉もツボ。

 

血液と水

巡り巡る

私の皮膚の下

地面の下で

 

地球の循環の中で巡り巡る水は、お茶になって私たちの体に取り込まれ、血となる。

そしてまた私たちから排出され、水となって循環する。

 

美しいですニヤリ

 

関連映画として出てきたアリスも今日みたトランプハートトランプクローバー

 

 

 

こっちもプライム。

こっちはアリスが自分の指をさしてしまう場面以外で血液流れない。

時計うさぎや、他の生き物たちの中身が木屑でできているので、血液は木屑のようだ。

時計うさぎの家から落ちた生き物とか、お腹の布が破れて地面に木屑が散乱というシーンがあった。

グロかわいい。

時計うさぎたちが、その子のお腹を塗って、木屑を食べさせ看病してあげる。

 

しかし自分がこんな世界迷い込んだら、間違いなくパニック発作起こすアセアセ

でもゴス感あって、かわいい世界。

血のお茶の映画の方が癒し度高いかな?(個人的には)

 

おとといは「アサイラム 監禁病棟と顔のない患者たち」をみたドクロ

 

 

 

原作はアメリカ、ゴシック文学といえばのエドガー・アラン・ポー十字架

めちゃんこ面白かったので超オススメ。プライム。

私がストーリーに望む要素、ほぼ全てが詰まっているといっても過言ではないw

これは原作読んでなくて本当に良かったw

ゴスいw設定、ゴスいw

最初から最後まで狂氣的w

私がやっぱりフウ〜ウ音符好きなのは狂氣的ロマンスですよ!

翻弄される狂氣的ロマンス!!

そんな風に愛されたい、愛したいって願望が自分の中にあるんだと思う。

 

ちょっとうろ覚えのセリフだけど、「あなたも他の男と同じ、私を所有物にしたい。私をあなたのものにしたいのね」みたいなセリフから「違う。僕があなたのものなんだ」ってセリフね。いいね。

ここ、私が好きなソル・フアナの詩と通ずるものがあるww

 

というわけで、ここ数日はゴスい作品に触れる日々だった。素晴らしい。

しかし映像としてみるからこそ、伝わるダークな感覚って、やっぱりあるよね。

以前、幻想文学っていうのかな、マッケンの「白魔」を読んだんだけど、どうにもピンとこなかった。

土着的な宗教観とオカルト臭はするんだけどね。

こういう作品は映像としてみれば、もっと世界観に浸ることができるのかもグラサンハート

 

ゴス繋がりといえばだけど、「嵐が丘」もみた!

 

 

 

こっちもプライム。

これも美女に翻弄されるようなロマンスものだけど、なんかちょっとグレートギャツビーみたいだよね。

金持ちになって女迎えに来るって。

死んだ恋人が迎えにきてくれるのなら、後を追うのは悪くないよな…と改めて感じた。

こっちは英国ゴシック文学ね。

 

ヘミングウェイの「誰が為に鐘は鳴る」もみたわ。

 

 

 

別にヘミングウェイ、そんなに好きなわけじゃないけど(笑)

この映画良かった。

ピラーみたいな強い女の人大好き。

どこまでも強く、けれども女性としての繊細な一面を持った人ね。

ヘタレでプライドばかり高い(笑)パートナーに向かって啖呵切って戦場に向かって行く姿好き。

指揮するのは私だよ!

フェミニズム感あるね。

 

フェミニズムといえば、オススメされていたので「幸福 しあわせ」っていうフランス映画もみた。

 

 

 

プライムでみられなくなってるー。

こっちの映画は私、そんなに心の温度計上がらないかも…。

不倫男は絶えず胸毛がチラリズムしてる。

とにかく男の言動が、ややキモい。

全然悪びれない不倫男にハマる感覚、まるでわからん。

何しろ私は所有的な愛情を示してくる人が好きなタイプなんで(笑)