春節に家族で集まり楽しいひと時を過ごす事は出来たがそれも束の間、直ぐに新たな別れが迫って来る。多くの親たちは、再び都市部へ出稼ぎに行かなければ生活を維持出来ないのが中国農村の現実!今年の旧正月も駅や長距離バスターミナルでは、留守児童たちの悲しい叫び声が響き渡った!

上の写真は中国のある駅で、出稼ぎに行かなければならない母親を慕い「媽媽好、媽媽好!」(お母さんが良い!)と悲痛な叫び声を上げて泣き崩れる少女の姿が周囲の中国人の涙を誘った。この少女の母親も遠くから自分の娘の姿を見て、涙が溢れているが、胸を締め付けられながら、故郷を離れ都市部へ出稼ぎに行かなければならない現実がある。やがて少女は涙も枯れ、母親を慕う気持ちがいっぱいのまま、母親の姿が完全に見えなくなるまで黙って見つめるしかなかった。この様子は華人圏の動画でアップされたのだがそれを見たある中国人女性は「私も幼い時、この少女と同じだった。だから、私は絶対に子供を産まないと決めた」と、コメントを残している。

この様な留守児童と農民工(農村戸籍を持つ出稼ぎ労働者)の別れはここ数十年に渡り繰り返されている。心理学者によると留守児童の8割が様々な心理的問題を抱えている事が明確に示されたと云う。また、犯罪記録のある成人の農民工の中で8割が子供の頃留守児童だった経験を持っているとの研究結果が発表されている。留守児童問題が国際社会に知られ、内外から批判が高まって以降、中共メディアはこの問題を報道しなくなった。こうして中共は自分たちに都合の悪い事は何でも隠蔽してしまう!        完

 

 

中国の戸籍制度は農村戸籍と都市戸籍に厳格に分かれている。日本を含む民主主義諸国の様に何処へでも自由に移転出来ない。特に農村戸籍の者が都市の市民になるのは、極僅かな例外以外はほぼ不可能である。  その様な事情から農村戸籍の労働者は、子供を農村部に残して都市部に出稼ぎに行かなければ家族を食べさせていけない現実がある「留守児童」現象は中国特有のもと言われている。

農村に残された子供は祖父母や親戚に預けられている。数年に1度しか両親に会えない子供が多数存在する!「留守児童」の記録は2015年時点で6100万人以上となっており現在では更に増加している。

横浜中華街では春節も終わり、日常が戻り始めているが、大陸の農村では春節の間にも悲劇が起きている。上の写真の少女は3年ぶりに母親と再会出来たが母娘はたった半日で別れなければならなかった。少女は母親を乗せたバイクを必死の思いで

1Kmも追い続け、泣きながら「媽媽不要去!」(お母さん行かないで!)と叫んだが疲れ果てて地面に倒れた。次は何年後に会えるか分からない。

この少女が中国大陸には生まれずに、日本列島🗾か台湾に生まれていれば、両親と別れて暮らすこともなかっただろう!

           続く