西班牙(スペイン)と葡萄牙(ポル
トガル)が欧州の二大強国であった
時代。欧州人の概念に拠れば、
キリスト教徒以外の異教徒を搾取・
略奪により奴隷と化し虐殺すること
に対しての罪悪感は皆無であった。
そればかりでなく却ってそれが正義
であるとすら考えられていた。
その様な欧州人の概念の後ろ盾
にはローマ法王の存在があった。
日本でキリスト教が禁じられたのも
実はこの様な世界史的な背景が
あってのことだった。既に中世の
時代にしてこのような世界情勢を
読み解く力を日本人は持っていた。
中世の西班牙式の植民地政策の
後遺症は現在も残っており西班牙
の植民地であった南米諸国では
3割が富裕層で7割が貧困層という
状態で中間層がほとんどいない。
南米諸国の多くが現在でも貧困
問題を抱えている。これは他人事
ではなく、日本の先人たちが当時
の世界情勢を的確に捉え判断する
力を持っていなければ日本もまた
欧州人の奴隷と化していたかもしれ
ない。 続く
