「みいたん」の毛が抜けてから、病院で食物アレルギーではないか?と言われ、半年ぐらいずっと治療用のキャットフードだけを食べさせていた。でも、治療用のキャットフードは最低限の物だけしか入れていないので無味・無臭で美味しくないらしく少ししか食べなかった。ストレスもあり、半年ぐらいの間に「みいたん」は痩せて骨と皮だけになってしまった。これからは普通食に戻して栄養をつけさせて元気にしてあげようと思い、普通のキャットフードを与えるとみいたんは勢いよくばくばくと、美味しそうに食べて少しずつ太っていった。
「あー良かった」と旦那と2人でほっとしていた。
しかし、忘れもしない11月30日(金)私が仕事から帰って来ると、旦那が「落ち着いて聞いて、みいたんが危ないんだよ。病院へ連れていったら体温が30度以下に下がっているって。35、6度あれば大丈夫だけど30度以下に下がったら、もう助からない。さっきまで一緒に寝ていたんだけど、呼んでも少ししか反応しない。2階にいるから見て来て」と、言った。みいたんはバスタオルに包まれて箱の中で温められていた。「みいたん」と声をかけたが反応がない。頭を撫でるともう冷たくなっていた。
12月2日(日・仏滅)近くの斎場に連れて行き、最後の別れを告げて荼毘に臥された。
箱の中にはうちの庭に咲いていた薔薇とダリアの花、それにティッシュにキャットフードをひとつかみくるんで入れてあげた。
私は子供の頃からずっと犬や猫を飼っていたので「わんにゃん」と死に別れたのはもう十数回目だけど旦那は「わんにゃん」との別れは初めてなので私よりも衝撃を受けていた。「もも」は気が強いくせに怖がりで、お母さんが亡くなったので落ち着かない様子だったが少しずつ慣れてきたところです。
今回のみいたんのストレスを通じて、ボランティア活動や国際貢献の難しさを知った。自分では良かれと思いボランティア活動をしていて、実際に感謝してくれる人が大勢いても、それで家族に負担がかかってしまったら本末転倒!
国際貢献は更に難しい。他国に行って何らかのボランティア活動をして世界中の人を救っても自国に恵まれない人が大勢いては、本来の貢献の意味が無い。みいたんは私にその難しさを提示してくれた。
「みいたん」かなり具合が悪い。全身の毛が抜けてしまい良くならない。近所の動物病院では原因が分からないので、緊急救急病院を紹介されて、内臓を検査してもらったら、内臓はどこも悪くなく問題ない。そこで処方されたアトピー性皮膚炎の恐ろしく高額な薬を飲んでも全然治らない。
それで旦那と二人で原因をよく考えてみた。
「みいたん」は7年前の6月22日にうちに来て7月4日に赤ちゃんを6匹産んだ。一緒に住んでいる
「とまと」と「もも」はみいたんの子供。「さくら」は赤ちゃんの時にうちへ来てみいたんによくなついている。その4匹でずっと暮らしていてほぼ家族猫だけ。その間は何も問題なかった。
でも、その後私の父親が他界して父親が飼っていた「たま」がうちへやって来た。「たま」はおばあちゃん猫で腎不全を起こしている。このたまが物凄くきつい猫で、後から来たのにみいたんたちを蹴散らしている。それから立て続けに、「もみじ・プリン・しろ」がやって来た。もみじたちは父親がご飯をあげていた外猫で、みんな大きくて体格がいい。特に、「もみじ」は大きい。もみじはとても柔軟性のある猫で、猫にも人間にもすぐ慣れる。性格も明るくて天真爛漫!もみじがいると家の中が明るくなる。みいたんのことも好きみたいでみいたんに飛びついたりする。でも、もみじはみいたんに飛びついて嬉しそうだけど、みいたんはよく知らない猫に飛びつかれて驚いている。みいたんは優しい猫だから本当は嫌なのかもしれないけど嫌だとは言えなくて我慢しているのかもしれない。もみじは何の悩みもない様な猫でソファーや布団の上でいつも大の字になって寝ている。本来のうち猫であるみいたんたちの方が遠慮している。特にみいたんは優しくて大人しい猫だからもみじやプリンに譲ってしまう。みいたんが布団の上で寝ているとすぐにもみじが隣に来て大の字になって爆睡している。
「プリン」はまだ若い猫らしく、家の中でいつもピンポン玉を追いかけてばったんばったん飛び回っている。これが結構うるさい。みいたんたちは静かな猫だからうるさくて嫌だけど我慢しているのかもしれない。
「しろ」は猫よりも人間の方が好きらしく、知らない人にもすぐ慣れる。でも、他の猫とは馴染めないらしくいつもひとりでいる。でも、「しろ」は問題ない。大勢でいるよりも自分ひとりの方が好きらしく、よくひとりで「ふみふみ」しながら「ごろごろ」言ってる。
とまと・もも・さくらはみいたんがお母さん猫なので頼りにしている。けれどみいたんは頼れる猫がいない。全部ひとりで抱え込んでストレスで毛が抜けてのかもしれない。人間は外猫を保護して良い事をしているつもりでいたけれど、その為にみいたんが病気になってしまったら本末転倒。みいたんの立場や気持ちを考えてあげていなかった。
そこで旦那と相談して部屋を改装して、みいたん一家を外猫と別々にしようかと検討して10月に実行した。みいたん一家だけにすると急にみいたんの毛が生えて来た!やっぱりストレスだったんだなと思い「これでみいたんも元気になる」と、思った。 続く
