大陸人は窓からゴミを捨てるのは日常茶飯事だが、自分の家の中は綺麗にしている人も多い。一歩家の外に出るとそこは自分の家ではないので、ゴミを捨てようが汚れていようが自分とは関係ないと考える人が多く、公共の場を清潔に保とうという意識が欠如している。
日本では小中高で掃除当番があり、自分の居る所を整理整頓し清潔に保とうという意識が子供の頃より培われる。
学校の掃除当番は東アジアの文化で欧米や南米、中東などには無い。近年、新嘉坡(シンガポール)が日本に倣い掃除当番を導入したら、なんと欧米メディアがわざわざ報道したそうだ。
学校で児童・生徒が掃除をしているのは日本・台湾・中国・韓国・パラオぐらいらしく、ほぼ東アジアの文化ではある。
日本の学校では毎日掃除をするのが普通だが、中国の学校で、毎日掃除をするのは50%程で残りの50%の学校では何か月かに1度1~2時間かけて大掃除をするらしい。日本の学校では自分の身の回りを清潔にしておく為の掃除だが、中国では日本とは異なり掃除を「労働教育」として捉えている。つまり学校の掃除ひとつ取っても、そこには共産主義のイデオロギーが絡んでいる。
清明節から掃除当番へとかなり脱線してしまったが、大陸では清明節や盂蘭盆に「六四天安門」と「四川大地震」の犠牲者を追悼する事を中共が禁じている。「六四天安門」は歴史教科書から削除され無かった事にされている。
「四川大地震」では「おから工事・豆腐渣工程」と呼ばれる手抜き工事により多数の小中学校の校舎が崩壊して大勢の児童・生徒が一瞬にして犠牲となった。
私が上海に住んでいた頃、建築ラッシュであちこちでビルやマンションが建設されていたが、何処でも基礎工事をしておらず地面の上に煉瓦を積み上げただけであった。
「四川大地震」でおから工事により崩壊した多数の学校に関して地元政府はその責任を認めていない。中共当局も犠牲者とその遺族への謝罪はしていない。
これが共産主義の現実!共産主義は一般市民の身の安全など考えていない!
今年の4月4日は日本の彼岸に当たる中華文化圏の清明節だった。
中華文化圏では故人があの世で幸福を受け、裕福に暮らせる様にと、紙銭を軒先や墓前に供える文化がある。また、紙銭を焚いて死者を弔う「紙銭焚き」もあちこちで行われる⇒紙銭を焼くことにより、死者に金銭を送る意味がある。
しかし近年、中共当局は「封建迷信の撲滅」と称し、更には「火災防止」「環境保護」の名目で清明節の「紙銭焚焼・しせんふんしょう」を各地で禁じ、公共の場での焚焼に対する取り締まりを強化した。
しかし、古来より続いている風習を守ろうとする一般市民の思いはかなり強い。
一部地域の墓地では紙銭焚きを禁じている為に、街角や道すがら、集合住宅の空き地などで紙を燃やす人が続出!地面に紙銭を置いて燃やす人、バケツや金属桶で燃やす人など色々いるが灰の後始末をする人はとても少ない。この辺が日本人や台湾人と大陸人の違うところではあるので、中共当局のいう「火災防止」「環境保護」も間違ってはいないのだが、環境保護を唄うのなら海を埋め立てるのは止めろ!と言いたい! 続く

