今年の5月24日、台湾国立政治大学は2025年9月21日「安倍晋三研究センター」を設立すると発表した。このセンターは台湾国立政治大学で国際関係の研究を担う「国際事務学院」の付属組織として設置される。設置予定の9月21日は安倍首相の誕生日である(昭和29・1954年9月21日)
生前安倍晋三首相は、日台関係を重視しており台湾で高い人気を誇っている。今回のセンター設立は、日台間の学術交流を促進させ、若手の日本研究者育成を主な目的としている。
研究センターでは、安倍首相が提唱した外交方針「自由で開かれたインド太平洋」構想や経済政策「アベノミクス」を中心に現代日本の外交や政治政策に関する学術研究が行われる。
安倍首相は2007年インド国会で「二つの海の交わり」と題した演説を行い「インド太平洋」という新たな地政学的枠組みを初めて国際社会に提示した。
その後も「自由で開かれたインド太平洋・FOIP」戦略を日本外交の柱とし民主主義や人権、法の支配という様な価値観を共有する国々との連携を強化した。
この「自由で開かれたインド太平洋」構想には米国も賛同した。トランプ大統領は2017年11月ベトナム・ダナンでの演説で「自由で開かれたインド太平洋」構想を明確に支持し、米国のインド太平洋地域への関与を最優先事項と位置付けた。
今回の研究センター設立は、この様な安倍首相の外交理念や国際戦略を学術的に検証・発展させる場となる⇒台湾における日本研究の発展と日台の相互理解を更に深める事が期待される。
安倍首相他界後台湾では、南部の高雄市に在る廟に有志が安倍首相の銅像を設置し、安倍首相を讃えている!

