そもそも、おばあちゃん猫のたまが、腎不全を起こした原因は加齢に由り、歯茎が下がってきて、下の牙が下唇を貫通して、穴が開いてしまい、そこから細菌感染して腎不全を起こしたのです。たまは牙を全て抜歯すると、すっかり痛みが消えた様で、物凄い勢いで他の猫を威嚇することも無くなり、何の問題もなく他の猫とも過ごせています。恐らく、以前は体の具合が悪くイライラしていたのでしょう。そんなたまは、今春で16歳になりました。今では、のんびりと穏やかな老後を過ごしています。
もし今ならば、たまの傷口からコロナウイルスが侵入したら腎不全の基礎疾患があるので簡単に肺炎を起こし、重症化して死に至るでしょう。わんにゃんがコロナウイルスに感染しないという研究結果はまだ出ていないはずですから、わんにゃんの健康管理も重要ですし、飼い主の責任です。
たまが、薬物投与ではなく食事療法により腎不全が自然治癒した事はひとつの教訓となりました。人間にも同じ事が言えると感じたからです。交通事故などの突然の大怪我などでは西洋医学的な手術や薬物投与が有効ですが、現代、一般的に「生活習慣病」と呼ばれている様な症状や病気になる前の不定愁訴の段階では、やたらに薬物投与に頼るのではなく、食生活の改善やエレベーター・エスカレーターを使わずに階段を利用する等の普段の生活を少しずつ変えてみることの積み重ねで治療が出来るのではないか?と考えさせられました。続く
