阪神大震災の避難所で強姦された女性が、多数いる。
当時、その様な情報はほとんど無く、私はその事実を全く知らずに過ごして来た。
それから25年以上経ち、社会情勢も変わり、やっとその事実を訴えられる女性たちが現れ出した。
だが、この様な状況は日本特有のものではなく、スマトラ沖地震の避難所でも同じ事が起きていた様だ。
しかし、日本と異なる点はスリランカの女性団体が、避難所での性被害の実態調査を行い、スリランカ政府に対し、避難所での性被害防止対策を要請した点だ。
日本では、避難所で強姦を含む性被害に遭った女性たちが、それを社会的に訴えられるようになるまでに、実に四半世紀の時を要した。
私の記憶では当時の報道は、日本人は道徳的なので、この様な非常時でも、食料品を独り占めするような者もなく、避難所でも規則正しく秩序ある生活が保たれている。と、いうような報道ばかりだった。
ところが、秩序あるどころか実際には、強姦を含む性被害に遭った女性が多数いる、とんでもない実態が四半世紀後に露呈した。
すると、食料品の略奪も実は行われていたのではないか?という疑問が自分の中で浮上した。
続く


