阪神大震災の避難所で強姦された女性が、多数いる。

当時、その様な情報はほとんど無く、私はその事実を全く知らずに過ごして来た。

それから25年以上経ち、社会情勢も変わり、やっとその事実を訴えられる女性たちが現れ出した。

だが、この様な状況は日本特有のものではなく、スマトラ沖地震の避難所でも同じ事が起きていた様だ。

しかし、日本と異なる点はスリランカの女性団体が、避難所での性被害の実態調査を行い、スリランカ政府に対し、避難所での性被害防止対策を要請した点だ。

日本では、避難所で強姦を含む性被害に遭った女性たちが、それを社会的に訴えられるようになるまでに、実に四半世紀の時を要した。

私の記憶では当時の報道は、日本人は道徳的なので、この様な非常時でも、食料品を独り占めするような者もなく、避難所でも規則正しく秩序ある生活が保たれている。と、いうような報道ばかりだった。

ところが、秩序あるどころか実際には、強姦を含む性被害に遭った女性が多数いる、とんでもない実態が四半世紀後に露呈した。

すると、食料品の略奪も実は行われていたのではないか?という疑問が自分の中で浮上した。

                  続く

 

 

 

菲律賓(フィリピン)の漁船は従来南沙諸島周辺で操業をしてきたが、このところ安心して操業を続けられなくなりつつある、その理由は「中国海警」だ。

尖閣諸島周辺でも、日本の漁船が「中国海警」から追尾されているが、それと似た様な事が南沙諸島でも起きているらしい。

近年、菲律賓政府は中国寄りの政策を続けていたが、ここに来てやや米国寄りの政策に変更しつつある。しかし、完全に米国寄りにはならず、両国の間で何とか均衡を保ちたいと考えているようだ。当初、菲律賓が考えていたよりも、南沙諸島において中国が遥かに強硬姿勢を貫いている為に菲律賓政府も困惑しているものと思われる。菲律賓だけでなく、越南(ヴェトナム)、印度尼西亜(インドネシア)などの周辺諸国は、まさか中国が南沙諸島の領有権を主張してくるとは、以前には全く想定外だったので、それに対する政策も考えてもみなかっただろう。

日本も、尖閣諸島周辺の「中国海警」に対する政策を、真剣に検討しないと、今後全く想定外の非常事態がいつ起きても不思議ではない。

 

 

今週の木曜日、6月4日で「天安門事件」から31年が経った。

毎年香港ではこの日に追悼集会が開かれ、多くの参加者が天安門事件の犠牲者に対し、哀悼の意を表明していた。しかし、今年は追悼集会の許可は下りなかった。不許可の理由は「コロナウィルス感染防止の為」であるが、それはあくまでも表向きの名目であることは明白である。

先日、香港の芸能人二千人が、中共政権の香港に対する政策に関して支持表明の署名を表した。その筆頭に名を表しているのは「成龍」英語名・ジャッキーチェンである。何故香港の為に戦わないのか?等と野暮なことは言わない。そんなことが言えるはずもない。他の二千人の香港明星も同じである。「香港の民主主義を守れ」等と言おうものなら、自分で自分の首を絞める様なものである。いつの間にか香港から姿を消して、それきり行方不明になり、その生死も不明。なんていう末路が見えているので誰も何も言えない。一般の香港人ではないので、この様な非常事態の場合、却って発言を控えないと自分の身が危ない。気が付けば、じわっとすぐ近くに中共政権の闇が迫っている。

私個人的には、日本に帰国しておいて本当に良かったなと痛感している。政治的な事には巻き込まれなくても、コロナウィルスに感染して他界していたかもしれない。上海で暮らしていた時、「日本て何て良い国なんだろう」といつも思っていた。だがそれは、海の外へ出てみて初めて判ることなのだ。