平成元年・1989年6月4日に起きた天安門事件から36年経った今年、頼清德台湾総統は

正視歴史才能走向未来歴史を正しく見つめてこそ未来へ進める」とSNSを通じ哀悼のメッセージを発信した。

頼清德台湾総統は天安門事件で他界した青年たちへの哀悼を表すと共に、台湾が民主主義と人権を護る最前線に位置している事実を改めて強調した。更に頼総統は中共による情報操作、軍事的威嚇や越境的弾圧など権威主義的浸透が深刻化している現状にも警鐘を鳴らした!

一方、天安門事件・虐殺で犠牲になった学生たちの遺族は、天安門事件・虐殺自体を無かった事にしている中共に対し責任追及と賠償を求め続けている

事件当時19歳の高校生だった

王楠・おうなんさんは、母親の張先玲・ちょうせんれいさんに「お母さん、今夜は本当に発砲があると思う?」と問いかけた。張さんは息子の王さんに「まさか、そんな」と答えたが張さんの願いは破られた!

目撃者に拠ると事件当夜、人民解放軍が群衆に向け無差別発砲し、王楠さんは頭部に銃弾を受けた。現場に駆け付けた医学生が応急手当を試みたが、戒厳部隊は暴徒には救助の必要はない」と市民を威嚇し、救急車の進入も許可せず、王さんは大量出血のまま放置され死亡した。

天安門事件犠牲者遺族は何度も抗議し、真相究明と謝罪を求めたが「中共政府からの誠意ある回答は36年間一度も無い」と張先玲さんは語る。だが「どれほど嘘を重ねても歴史の真実を覆い隠す事は出来ない」と信じ張さんは犠牲者遺族会である「天安門母の会」の中心人物として、36年に渡り公に発言を続け、毎年中共政府に向け公開書簡を送り、責任追及と犠牲者への賠償を求めて来た。中共による監視や脅迫にも負けず「私は死ぬまで天安門事件の真実を語り続ける」と誓う張先玲さんだ!

この様な中共の圧政に苦しむ中国人にこそ日本政府は手を差し伸べるべきだが、実際に日本政府がやっているのは真逆の事だ!これは日本人の為にも中国人の為にもならず、只中共の延命を助けるだけ!

今年の5月24日、台湾国立政治大学は2025年9月21日「安倍晋三研究センター」を設立すると発表した。このセンターは台湾国立政治大学で国際関係の研究を担う「国際事務学院」の付属組織として設置される。設置予定の9月21日は安倍首相の誕生日である(昭和29・1954年9月21日)

生前安倍晋三首相は、日台関係を重視しており台湾で高い人気を誇っている。今回のセンター設立は、日台間の学術交流を促進させ、若手の日本研究者育成を主な目的としている。

研究センターでは、安倍首相が提唱した外交方針「自由で開かれたインド太平洋」構想や経済政策「アベノミクス」を中心に現代日本の外交や政治政策に関する学術研究が行われる。

安倍首相は2007年インド国会で「二つの海の交わり」と題した演説を行い「インド太平洋」という新たな地政学的枠組みを初めて国際社会に提示した。

その後も「自由で開かれたインド太平洋・FOIP」戦略を日本外交の柱とし民主主義人権法の支配という様な価値観を共有する国々との連携を強化した。

この「自由で開かれたインド太平洋構想には米国も賛同した。トランプ大統領は2017年11月ベトナム・ダナンでの演説で「自由で開かれたインド太平洋」構想を明確に支持し、米国のインド太平洋地域への関与を最優先事項と位置付けた。

今回の研究センター設立は、この様な安倍首相の外交理念国際戦略を学術的に検証発展させる場となる⇒台湾における日本研究の発展と日台の相互理解を更に深める事が期待される。

安倍首相他界後台湾では、南部の高雄市に在る廟に有志が安倍首相の銅像を設置し、安倍首相を讃えている