1552GMT 8日終盤 ユーロ/ドル 1.3653 1.3881 ドル/円 77.220 77.500 ユーロ/円 105.43 107.60 9日終値 前営業日終値 株 FT100 5214.65(‐125.73) 5340.38 クセトラDAX 5189.93(‐218.53) 5408.46 金 現物午後値決め 1851.00 1855.00 先物 現物利回り 3カ月物ユーロ(12月限) 98.915 (+0.095) 0.316(0.564) 独連邦債2年物 0.402(0.453) 独連邦債10年物(12月限) 137.96 (+1.51) 1.762(1.878) 独連邦債30年物 2.751(2.839) <為替> ユーロが対ドルで6カ月半ぶりの安値に下落した。欧州中央銀行(ECB)のシュタルク専務理事の辞任が伝わったことを受け、リスク回避の動きが加速した。 電子取引システムEBSでユーロ/ドルは1.36463ドルと、2月22日以来の安値をつけ、その後1.7%安の1.36543ドルで推移した。 ユーロは対円でも下落。EBSで105.30円と、少なくとも2004年半ば以来の安値をつけた後、2%安の105.419円で推移した。 ドル/円は77.860円と1カ月ぶりの高値に上昇。その後は下落し、0.5%安の77.142円で推移した。 <株式> ロンドン株式市場は反落。欧州中央銀行(ECB)のシュタルク専務理事が任期途中で辞任すると伝わったことを受け、銀行株を中心に売りが広がった。 関係者の間では、8月以降のイタリア・スペイン国債買い入れに対する抗議の辞任とみられており、ユーロ圏債務危機への対応をめぐりECB内部で亀裂が深まっていることが浮き彫りになった。 ある市場筋は「(相場は)既に下落傾向にあったが、専務理事辞任のニュースが売りに拍車をかけた」と語り、投資家は危機の解決に懐疑的になっているとの見方を示した。 オバマ米大統領が8日夜に発表した雇用対策を議会がどこまで承認するか定かでないことや、バーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長が同日の講演で追加緩和について新たな手掛かりを示さなかったことも地合いを圧迫した。 FT100種総合株価指数終値は125.73ポイント(2.35%)安の5214.65。 銀行株が大きく下げ、バークレイズ<BARC.L>は9.4%急落。ロイズ・バンキング・グループ<LLOY.L>とロイヤル・バンク・オブ・スコットランド(RBS)<RBS.L>もそれぞれ5.7%安と5.5%安となった。 欧州株式市場は急落して終了した。オバマ米大統領が前日に発表した総額4470億ドルの雇用対策の議会通過が困難になるとの予想に加え、欧州中央銀行(ECB)のシュタルク専務理事が任期途中で辞任するとの発表が重しとなった。 FTSEユーロファースト300種指数終値は24.11ポイント(2.57%)安の915.52。 DJユーロSTOXX50種指数は89.73ポイント(4.15%)安の2073.67。 ユーロ圏債務危機解決にあたりECBが果たすべき役割が重要となっているなか、シュタルク専務理事の辞任の理由がECBの債券買い入れプログラムをめぐる対立と伝えられたことで市場心理が悪化。独10年債利回りが過去最低を更新する一方で、イタリア国債利回りが上昇するなどの影響が出た。 株式市場では、主要国におけるリセション(景気後退)回避に向け十分な対策が打ち出されていないとの懸念から銀行株が売られ、欧州銀行株指数は4.9%低下。仏ソシエテ・ジェネラル<SOGN.PA>は10.6%急落した。 自動車株も、世界的な経済成長鈍化で自動車需要が冷え込むとの懸念から売られ、自動車株指数は4.7%低下した。クレディ・スイスは自動車セクターに関して「より慎重な」スタンスを維持するとし、顧客に対し先行き不透明感が和らぐまで待ちの姿勢をとることを推奨した。 一方、タロー・オイル<TLW.L>は約15%上昇。仏領ギアナ沖で油田を発見したとの発表が好感された。 <ユーロ圏債券> 独連邦債が上昇。先物が過去最高値をつけるとともに、10年債利回りは過去最低を更新した。 関係筋はロイターに対し、シュタルク欧州中央銀行(ECB)専務理事が債券買い入れをめぐる対立から辞任すると明らかにした。ECB内の亀裂が深まっている可能性があり、ECBの政策をめぐる不透明感が独連邦債を支援した。 ECBは流通市場でイタリア国債の買い入れを行ったとみられているが、ECBが正式にシュタルク専務理事の辞任を確認したことを受け、イタリア短期債の利回りは最大24ベーシスポイント(bp)上昇した。 また米連邦準備理事会(FRB)が追加措置を打ち出すとの見方も、独連邦債の追い風となっている。 独連邦先物12月限は約1ポイント上昇の137.77で清算。一時は137.82まで買われ、過去最高を更新した。 独10年債利回りは1.74%をつけ、過去最低を更新。2年債は6bp低下の0.39%と、過去最低水準近辺で推移した。 またこの日は、ギリシャ追加支援をめぐり民間債権者の参加方針を示す期限となっており、市場の警戒感が高まった。 ギリシャ2年債利回りは、直近で36bp上昇の58.96%。10年債利回りは11bp上昇の20.337%となった。 【関連記事】
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