これは気になる・・・ [ニューヨーク 9日 ロイター] 9日の米国株式市場は大幅続落。主要株価指数は軒並み2%を超える値下がりとなった。欧州中央銀行(ECB)が進める国債買い入れに抗議する形でシュタルク専務理事は辞任を表明したとみられ、欧州債務問題に対する市場の不安が強まった。
ダウ工業株30種は303.68ドル(2.69%)安の1万0992.13ドル。
ナスダック総合指数は61.15ポイント(2.42%)安の2467.99。
S&P総合500種は31.67ポイント(2.67%)安の1154.23。
株式投資家の不安心理の度合いを示すシカゴ・オプション取引所(CBOE)のボラティリティー・インデックス(VIX指数)は急上昇。12.24%高の38.52となった。一時40ポイント台に乗せる場面もみられた。
シュタルク専務理事の辞任について、TEAMアセット・ストラテジー・ファンド(ペンシルベニア州)のポートフォリオマネジャー、ジェームズ・デイリー氏は、「ECB幹部の間で不満が高まっていることを示している」と指摘。さらに欧州債務問題は銀行システムにおける重大な支払い能力の問題という認識が徐々に広まっていると述べた。
オバマ大統領が前日夜に発表した4470億ドルの雇用対策について、市場では、政権に本当に景気を浮揚させることができるか確信が持てないとの声が聞かれた。
また提案のなかに、本国送金法(HIA)が盛り込まれなかったことから、一部大手企業株が売られたという。
ゼロックス<XRX.N>は5.5%安。ヒューレット・パッカード(HP)<HPQ.N>は5.1%安。バンク・オブ・アメリカ(バンカメ)<BAC.N>は3.1%安。ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)紙は9日、関係筋の話として、バンカメが約4万人の人員削減を検討していると報じた。
マクドナルド<MCD.N>は4.1%安。8月の世界全体の既存店売上高は3.5%増加したものの、トムソン・ロイター・エスティメーツのアナリスト予想である4.3%増には届かなかった。日本での大幅な落ち込みなどが響いたとみられている。
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