津軽めし | こざるきっちん

こざるきっちん

大事にしているのは‘おいしくたべて たのしくすごす’こと。「旬」「日々のごはん」「東北の魅力」に触れながら、食の色々を綴ります。

 

小正月にちなんで、毎年1月15日には青森の郷土料理「けの汁」を作ります。

 

たっぷりの具材を細かく刻んだ味噌汁でお正月料理で疲れた胃を休め、作り置きできることでずっと台所仕事で忙しかった女性が一休みできるように、というルーツがあるとのこと。

 

家庭料理ということで、家ごとに違いがあって、わが家では、大根、人参、ごぼう、しいたけ、山菜、こんにゃく、高野豆腐を煮込んでいます。

(地元出身の夫が好まないため、定番具材の豆はなし)

 

 
せっかくだから他のおかずも津軽っぽくしたいから、いつも一緒に大きな帆立の殻を使って「貝焼き味噌」を作り、青森県民は魚卵好きということなので、筋子も添えてみました。
 
ごはんも青森産にしたかったけれど、生憎手持ちのものがなく、秋田のサキホコレを。
青森のお米は甘味控えめな印象があるので、すっきりした風味のものを選んでみました。