剣道 稽古日記 ~終わりのない道~ -12ページ目

剣道 稽古日記 ~終わりのない道~

剣道、稽古の日記です。
教え子や後輩に対するアドバイスなど
たまに違うかも!?

※あくまでも個人的な考え、意見です。

驚懼疑惑とは、

驚き、懼(おそ)れ、疑い、惑いという

心の動きのことで、

剣道ではこれを四つの戒めとし、

四戒といわれています。


四戒が心中に起こると、

素早い判断ができなくなります。


この四戒が生じないように、

普段通りの心持ちで

相手と対峙することが大切です。


また、相手にこの四戒を生じさせることが

こちらの攻めに繋がり、

相手を崩す要因の一つにもなります。


見た目には判断しにくい些細な心の動き、

ちょっとした心の乱れで、

勝ち負けが変わることが多々あるのです。


剣道には勝ち負けがあり、

勝敗を決するわけですから、

勝ちたい、打ちたい、

また、負けたくない、

打たれたくないという気持ちが生まれるのは

普通のことだと思います。


勝負のかかった場面、

真剣勝負ともなれば、尚更のことでしょう。


しかし、それらの気持ちが

四戒を生じさせることに繋がり、

結果、普段通りの判断や動きができなくなり、

実力を発揮できなくなるのです。


本来、心の動きは、

意図的に行えるものではありません。


自身が意図せず、

勝手に生じるものだと思います。


しかし、人間は慣れによって、

多少なりとも

心の動きを小さくすることができます。


普段の稽古等では強いのに、

本番や勝負の場面で力を発揮できない人は、

普段と本番を別と考えているからだと思います。


普段の稽古から本番と同じように

真剣勝負の心持ちや緊張感を持って取り組めば、

真剣勝負の中で打つことも、打たれることも、

普段の行動となり、慣れが生じて、

心の動きが小さくなると思います。


普段から真剣勝負のつもりで、

心の動きを小さくできるように

修錬することが大切だと思います。