4日 朝
早朝、キャンプ場の一角で、朝飯を獣に食い散らかされた残飯をかたずけながらも、「もしかしたら管理人が食い漁ったのではないか?」と言う疑問を抱きながら荷物を片付けバイクに積み込む。
今日でイッペイちゃんとはお別れだ。
彼は朝のうちに四国を出て帰宅し仕事に備えなければならない。
早朝の峠を下り、高速に乗り瀬戸大橋方面へ向かう。
別れの時間はあっという間過ぎるもので、最後のサービスエリアで朝食をすませ、そのまま流れ解散となる。
「じゃぁ!また。」「また、来年!」なんて言葉を交わして、互いにバイクに跨り再出発する
彼は、僕の「気まぐれ四国旅」に快く付き合ってくれて、色々と助けてくれたんだ。
彼のおかげで、出発前の期待は大きく膨らみ、その通りに、いやそれ以上に実に充実した楽しい旅になったんだ。
「ありがとうー!又会おうー!」と僕は心で叫び流れ行く高速道路の景色の中、イッペイちゃんの背中は小さく遠ざかって行ったんだ。
さて、一人旅に戻ったとはいえ、まだ僕の旅は終わってないんだ。
スローダウンし高速を降りる。
向かう先は、100%自分の趣味。
決まってるだろ。「丸亀城」だ

現存する12の木造城郭の一つで最も小さい天守閣となるこの丸亀城の見所は、なんといっても、日本で最大の石垣にある。
こういった俗に言う「山城」は戦国時代に造られたものが多く現存する城郭の中でも古い部類に入る。つまり「山城」の様な城は軍事的要素が多く盛りこめられ、その後政治的要素に重点を置くにつれ平野部に城郭は築かれてゆく事になるんだ。
城内に入り天守閣を目指す。
真っ先に目に入るのが「見返り坂」かなり急な勾配だ


むふー。辛い上に、暑い。
しかし、坂はまだまだ続くんだ


ぬぁーー!疲れるーーー!
あ。井戸だ

なにやら、この井戸は造られた当時は63メートルあったらしく当時一番深い井戸だったらしい。覗いてみると、今でも水が張っている!
唾を垂らすとかなり深いことが判明。
んー凄い。
「なかなかの難攻不落の城じゃないか」とか思いながら、汗だくになり天守閣に到着

ひゃぁ~。海風が気持ちいい~
小さな天守閣はあっという間に見終わってしまうが、城内に僕の他に入場者は居らず管理のおじさんの解説を独占。
当時のままの内部は小さいながらも見所満点であった
満足げに城内を出た僕は城の前の「芝生公園」で次のルートを検討してたんだ。
すると、なにやら大勢の園児達が横を通過。
「超、バイクかっこいいや~ん」
「すげ~、カッコイイ~」
と男の子から大絶賛の声に包まれる。
さらには、中の一人の女の子が
「お兄さんもカッコイイー」
と、黄色い声w
正直、僕は「超、いい気分」に満たされたんだww

その後、子供達はリレーの練習を始めたんだ。
先生の掛け声と共に一生懸命走る子供達。
ふとした瞬間、自分の幼少時代を思い出す。
幼稚園での運動会。皆よーいドンで走り出して、先生の待ってるゴールに一目散に向かうんだ。
そして一着でゴールした子は先生に、しっかりと受け止めてもらえるんだ。
だから僕は一生懸命走ったんだ。
30年も前の遠く離れた福島の記憶を、こんな所で思い出すとは思いも寄らなかった。
なんだか、切ないような、暖かいような不思議な気持ちになったんだ。
その後、お土産を手配すべく高松市街に向かった僕は綺麗な街並みに感心する

すぐ近くには高松港があり、ふらっと立ち寄る。
ここはきっと高松を代表するデートスポットなんだろう

うどんに飽きた僕は、ここのおしゃれなレストランで昼食をとることにした


港に入るフェリーを眺めながら、ボサノバの音楽が流れる涼しい店内で、平貝のバケットを食べることにしたんだ。
たった数日アウトドアを楽しんだおかげで、気取った料理も新鮮に美味しく感じるのかなぁ?なんて思いながら残り少なくなった四国の旅を楽しんだんだ。
その後、高松城跡を散策したりと、ふらふら街並みを散策し帰路に付くことにした

この瀬戸大橋を渡りきれば、本州だいよいよ四国ともお別れ。
「さて、帰るか。」この一言を心で呟き僕は、一路700キロ先の東京を目指した。
帰りの道中、長崎から東京に向かう、2台のバイクに出会う。
姉弟らしい。サービスエリアの度に合い、度々会話をしたんだ。
彼等とは、愛知県を境にその後会わなくなった。
無事に帰れたであろうか。
サービスエリアで話したトラックの若い運転手や面白いおじさん。
長澤まさみ似の娘。
キャンプ場で出逢った、札所めぐりのお坊さんや
自転車で旅する若い人と大阪のスクーターで旅する男性。
コンビニで昭和のバイク史を語ったお爺さん。
うどんめぐりの3人娘。
全国を旅するスポーツスターの女の子。
親切に道を教えてくれた、道の駅のおばさん。
温泉のおじさん。
軽自動車で道案内してくれた男性。
自殺の名所を教えてくれたおじさん。
ガソリンを溢してくれた、とぼけたGSのおじさん。
大歩危で道を教えてくれたお婆さん。
バイクの盗難の可能性を教えてくれた、タクシードライバー。
キャンプ場の管理人。
観光名所を教えてくれたレストランの綺麗な店員。
この数日で言葉を交わした名前も知らない人達は、皆、今頃何をしているのだろうか。
今回、旅に付き合ってくれたイッペイちゃん。
帰りの道中を心配して連絡してくれた某氏。
電話の途中でバッテリーが切れた某氏もw
みんなにたくさん思い出を作ってもらったんだ。
みんな、みんな有り難う。
そして、僕は又、日常に戻り日々を一生懸命楽しむんだ。
早朝、キャンプ場の一角で、朝飯を獣に食い散らかされた残飯をかたずけながらも、「もしかしたら管理人が食い漁ったのではないか?」と言う疑問を抱きながら荷物を片付けバイクに積み込む。
今日でイッペイちゃんとはお別れだ。
彼は朝のうちに四国を出て帰宅し仕事に備えなければならない。
早朝の峠を下り、高速に乗り瀬戸大橋方面へ向かう。
別れの時間はあっという間過ぎるもので、最後のサービスエリアで朝食をすませ、そのまま流れ解散となる。
「じゃぁ!また。」「また、来年!」なんて言葉を交わして、互いにバイクに跨り再出発する
彼は、僕の「気まぐれ四国旅」に快く付き合ってくれて、色々と助けてくれたんだ。
彼のおかげで、出発前の期待は大きく膨らみ、その通りに、いやそれ以上に実に充実した楽しい旅になったんだ。
「ありがとうー!又会おうー!」と僕は心で叫び流れ行く高速道路の景色の中、イッペイちゃんの背中は小さく遠ざかって行ったんだ。
さて、一人旅に戻ったとはいえ、まだ僕の旅は終わってないんだ。
スローダウンし高速を降りる。
向かう先は、100%自分の趣味。
決まってるだろ。「丸亀城」だ

現存する12の木造城郭の一つで最も小さい天守閣となるこの丸亀城の見所は、なんといっても、日本で最大の石垣にある。
こういった俗に言う「山城」は戦国時代に造られたものが多く現存する城郭の中でも古い部類に入る。つまり「山城」の様な城は軍事的要素が多く盛りこめられ、その後政治的要素に重点を置くにつれ平野部に城郭は築かれてゆく事になるんだ。
城内に入り天守閣を目指す。
真っ先に目に入るのが「見返り坂」かなり急な勾配だ


むふー。辛い上に、暑い。
しかし、坂はまだまだ続くんだ


ぬぁーー!疲れるーーー!
あ。井戸だ

なにやら、この井戸は造られた当時は63メートルあったらしく当時一番深い井戸だったらしい。覗いてみると、今でも水が張っている!
唾を垂らすとかなり深いことが判明。
んー凄い。
「なかなかの難攻不落の城じゃないか」とか思いながら、汗だくになり天守閣に到着

ひゃぁ~。海風が気持ちいい~
小さな天守閣はあっという間に見終わってしまうが、城内に僕の他に入場者は居らず管理のおじさんの解説を独占。
当時のままの内部は小さいながらも見所満点であった
満足げに城内を出た僕は城の前の「芝生公園」で次のルートを検討してたんだ。
すると、なにやら大勢の園児達が横を通過。
「超、バイクかっこいいや~ん」
「すげ~、カッコイイ~」
と男の子から大絶賛の声に包まれる。
さらには、中の一人の女の子が
「お兄さんもカッコイイー」
と、黄色い声w
正直、僕は「超、いい気分」に満たされたんだww

その後、子供達はリレーの練習を始めたんだ。
先生の掛け声と共に一生懸命走る子供達。
ふとした瞬間、自分の幼少時代を思い出す。
幼稚園での運動会。皆よーいドンで走り出して、先生の待ってるゴールに一目散に向かうんだ。
そして一着でゴールした子は先生に、しっかりと受け止めてもらえるんだ。
だから僕は一生懸命走ったんだ。
30年も前の遠く離れた福島の記憶を、こんな所で思い出すとは思いも寄らなかった。
なんだか、切ないような、暖かいような不思議な気持ちになったんだ。
その後、お土産を手配すべく高松市街に向かった僕は綺麗な街並みに感心する

すぐ近くには高松港があり、ふらっと立ち寄る。
ここはきっと高松を代表するデートスポットなんだろう

うどんに飽きた僕は、ここのおしゃれなレストランで昼食をとることにした


港に入るフェリーを眺めながら、ボサノバの音楽が流れる涼しい店内で、平貝のバケットを食べることにしたんだ。
たった数日アウトドアを楽しんだおかげで、気取った料理も新鮮に美味しく感じるのかなぁ?なんて思いながら残り少なくなった四国の旅を楽しんだんだ。
その後、高松城跡を散策したりと、ふらふら街並みを散策し帰路に付くことにした

この瀬戸大橋を渡りきれば、本州だいよいよ四国ともお別れ。
「さて、帰るか。」この一言を心で呟き僕は、一路700キロ先の東京を目指した。
帰りの道中、長崎から東京に向かう、2台のバイクに出会う。
姉弟らしい。サービスエリアの度に合い、度々会話をしたんだ。
彼等とは、愛知県を境にその後会わなくなった。
無事に帰れたであろうか。
サービスエリアで話したトラックの若い運転手や面白いおじさん。
長澤まさみ似の娘。
キャンプ場で出逢った、札所めぐりのお坊さんや
自転車で旅する若い人と大阪のスクーターで旅する男性。
コンビニで昭和のバイク史を語ったお爺さん。
うどんめぐりの3人娘。
全国を旅するスポーツスターの女の子。
親切に道を教えてくれた、道の駅のおばさん。
温泉のおじさん。
軽自動車で道案内してくれた男性。
自殺の名所を教えてくれたおじさん。
ガソリンを溢してくれた、とぼけたGSのおじさん。
大歩危で道を教えてくれたお婆さん。
バイクの盗難の可能性を教えてくれた、タクシードライバー。
キャンプ場の管理人。
観光名所を教えてくれたレストランの綺麗な店員。
この数日で言葉を交わした名前も知らない人達は、皆、今頃何をしているのだろうか。
今回、旅に付き合ってくれたイッペイちゃん。
帰りの道中を心配して連絡してくれた某氏。
電話の途中でバッテリーが切れた某氏もw
みんなにたくさん思い出を作ってもらったんだ。
みんな、みんな有り難う。
そして、僕は又、日常に戻り日々を一生懸命楽しむんだ。