パルスジェットなるテーマを設けておりながら、殆ど書いていなかったのでたまには更新しようかと思う。
事の始まりとして模型用パルスジェットはドイツ軍のパルスジェット付飛行爆弾V-1を見たアメリカ兵士Bill Tenneyが作ったDynejet Red Headから始まったようであり、
製造会社は現在でも噴霧器等の製造として存続。
20数年前に問い合わせた際はまだDyna Jetを販売しており、取説をメールに添付して送ってくれたりもした。
当時300USD位だったと記憶しているが現在は終了しているようだ。
販売権を譲渡したのか、10年位前にHobby King がRed Headを販売したので入手された方も多いだろう。
その騒音から近年の日本国内での飛行は聞かれないが、全盛期は日本もパルスジェット大国だったらしい。
OSでも3種類がリリースされ、他にもKOプロポの近藤科学やロケッティのタイガー製作所、
ユリーカ商会でも独自に製造販売された様だ。
1962に発行された「JETS & MODELS GUIDE」の文中でもアメリカ以外に最も注目された生産国は日本であり、
キットと共にユリーカジェットが駐在米兵に使われたと記されている。
他にもOta-KuのTiger Engineering(大田区六郷のタイガー製作所)のMr. Kisaburo Kanekoの
Tiger Jet、OsakaのOgawa Model Mfg.(小川精機)製O.S Type Ⅱについての記述もある。
中でもインパクトがあるのは、
このGoro Hagiwara氏によるキャンベラのスケール機。
テールパイプを「Y」字型に製作し飛行させたようで、本に載ったことで海外のマニアも驚いたに違いない。
キャンベラについては下記のポピュラ・サイエンスの臨時増刊にも載っていた。
これは凄い。
分岐させた構造で連続運転するまでかなりの試行錯誤があっただろう。
Goro Hagiwara氏についての詳細は不明だが、前述のとおりKisaburo Kanekoはタイガー製作所の方だったよう。
但し、別の2冊の文献にはタイガー製作所の金子喜二郎氏の名前は見かけるが喜三郎(?)氏については判らず。
兄弟か何かなのかもしれません。
手元に数本のエンジンがあるので、今後暇をみて書こうかと思います。
これは1946年から販売されたMinijet。





