専業主婦歴14年から
アラフオーで少しづつ社会復帰。
子育て歴22年の
アラフィフ・パート主婦のさくらです。
私達夫婦の第一子となる
2000年春生まれの長男は、
成人するまでに、
たくさんの手術を受けることが
必要な「宿命」を背負って
産まれてきました
あれから
22年の時を経て、
先週(2022年9月)、
最後の手術を終えました。
(まだあと数年の治療は必要ですが)
出産直後、
医師から
生後0日の我が子を前に、
あまりにも長くて遠いゴールを
告げられたとき、
目の前が真っ暗になり
夫婦2人して途方に暮れたことを、
つい昨日のことのように思い出されます
生後3ヶ月で、
初めて全身麻酔手術を受けたことを
皮切りに、
今日まで、
予定していた
全身麻酔手術・入院を6回
後天的に必要になった
全身麻酔手術・入院が5回
その他の入院が4回
外来での
局所麻酔処置も複数回
さらに
救急車に乗ること1回
そのまま入院
いやあ。
こうやって書き出してみると、
なかなか
ドラマティックな人生を送ってますね
長男のおかげで、
私は、
人生がとても豊かになり、
そして
人としての幅がぐぐーっと広がったように
感じています
長男に出会わなければ、
決して経験しなかったであろうことを、
私は、彼を通して経験し、
見ることができなかったであろう景色を
私は、彼を通して見ることができ、
感じることが出来なかったであろう感情を
彼のそばにいることで、
私は、感じることができました。
これらを体感・実感したことで、
自分がイメージできる世界も、
自分がイメージできる感情も
随分と広がったように思います
22年。
決して短い期間
ではなかったはずなのに、
先週、
手術室前で、
彼を見送ったとき、
「あー。やっと終わった。」
とはちっとも思わず、
「あー。これで最後なんだ。」
「あっという間だったなー。」
としみじみ感じました。不思議ですよね。
子育て歴22年目にして、
やっと一区切りつき、
肩の荷が下りた気がして
ホッとしたのが、
今の率直な気持ち
私が
「14年もの長い専業主婦生活」
を送っていたのは、
やっぱり
彼のことがあったことは否めませんが、
そのことをマイナスに思ったことは
一度もなく、
今、
長男の自立を目前に控え、
その都度、
全力で彼のサポートができる環境として、
専業主婦の「立場」を選んだことを、
改めて良かったなと感じています。
ただ過去には、
専業主婦を、
収入がない「立場」と感じて、
勝手に劣等感を抱き、
悶々していた時期も、
確かにありましたが、
「今一番大切なこと」を考えたときに、
自分はもちろん、
パートナーや家族が納得し、
それぞれの「役割」を
「分担」していると
考えることが出来るのであれば、
専業主婦は立派な「役割」だったと、
今なら思えます。
それに、
もし望むのであれば、
収入を得ることは、、
これから先、
いくらでもできるのかなと、
アラフィフになって
思ったりしています
今回は初めて、
子供のことについて書いてみました。
今まさに、
ドラマティックな子育てをされている方、
悶々と専業主婦をされている方に、
私の経験が少しでもお役に立てれば幸いです
お読み頂きありがとうございました