チック・コリアとアル・ディメオラで目覚める朝。
Return to Forever 「ROMANTIC WARRIOR」。
ジャズ・フュージョン最高峰のアルバム。
ピアノ・キーボード チック・コリア ベース スタンリー・クラーク ドラム レニー・ホワイト
そしてギターは当時21歳という天才アル・ディメオラ。
音とリズムの大洪水!特に「 The Romantic Warrior 」でのピアノソロは必聴!
チック・コリアかなり Heavy です。
今日は年に一度恒例の我がガーデンで研修した卒業生との視察旅行。
我がガーデンの卒業生達も今となっては10名に。
皆、立派な後継者となって花卉生産に励んでいる若き社長達!
2~4年間、我がガーデンで共に過ごした彼らはいわば”同僚”。
寝るも食うも共にしただけに、心を開いて接する事のできる仲間。
そんな彼らと1泊での群馬県視察。
取り合えず群馬に一番近い、研修生1期生でもある深谷の小林君の農場に集合。
「頭のよくなるカランコエ」で有名な小林花卉は今や自社ブランドである「咲きっこ名人」で
数多くの品種を育種・生産している。代表的にはチェリー・セージの「ピナフォア」など。
他のメンバーがまだ到着していないので、出発前にハウスを視察。
もうすぐ出荷が始まるローダンセマムのアフリカン・アイ。蕾がいっぱい!
こちらはアフリカン・アイの大鉢。
シルバーリーフにマーガレットの様な可愛い花が人気の植物。
これがチェリーセージのピナフォア・シリーズ。長年かけて選抜・育種されたオリジナル品種。
丈夫で育てやすく、管理も簡単なチェリーセージは花壇には最適!
その他にも「寄せ植えプランツ」として7.5cmロングポットで多くの品種を生産。これはレースラベンダー。
そうこうしていると他のメンバーも揃い、いざ群馬へ出発!
高崎で群馬在住の卒業生と合流し、まずは昼食を。
気合を入れた視察をと、ガッツリ肉系ランチで。
小林花卉(深谷)・ナーセリー斉藤(春日部)・影山園芸(五霞)
石田園芸(川越)・それとここでの写真は無いけど抜井園芸(志木)・ガーデンファーム横尾(富岡)
腹も満たされ、いよいよ視察。まずは取引先でもあるこちらへ。
リ○シル・○バ高崎店。
入り口には早速先日発送した我がガーデンのイングリッシュ・ローズが。結構売れてるのか?
高崎という土地、よほど寒いのか外売場の花苗は、傷みが目立つような。
軽~く店内を見て、次なる販売店へ。
前橋にある専門店。売場には研修生達の商品がちらほら。
資材も豊富で店内を抜けると中庭的な売場にはバラや花木も。
バラなら是非!と、名刺でも置いてこようかと一瞬思ったが
アポ無しでお邪魔してるので今回は控えめに。
そして次なる専門店へ。
高崎インター傍の専門店。お取引様でもある。
外溝&エクステリア&施工を得意とする専門店。外売場・店内共にオッシャレ~!
売場にはレンガを主体とした花壇やガゼボがあって、すごくヨーロッパチック。
様々な箇所に寄せ植えや、輸入テラコッタなどがディスプレイされいて売場全体に高級感が。
店内の入り口には寄せ植えの数々。(中々微妙な売価)
バスケットのアレンジ商品も!(プライスカードがかっこイイ!)
交通の多い道路脇の場所は石塀と植物で外部を完全にシャットアウトしてあり
ゆっくりと落ち着いた、別空間を味わえる。
アフィア役のアル・パチーノが手下が見守る中、襟にナプキンをしてランチをしている絵が・・・
(発想がオシャレじゃない)
頭の中にゴットファーザーのテーマが流れる中、再び前橋にある有名専門店へ。
全国でも販売・品質ともにトップクラスの専門店。
こちらの専門店の強みは、高品質な商品を生産する独自のグループ。
常に販売側と生産者とが品種と品質にこだわり、鮮度の良い商品の追求を行っている。
閉店後・オープン前の徹底した品質チェックにより、
終わった花一つ、枯れた葉一枚付いている事は無い。
そういった取り組みが大手安売りホームセンターの本拠地でありながら
それに左右される事なく、より良いお客様をファンとして取り込んでいる。
常に何かを発信し、訪れる人々をを楽しませ、イメージさせる売場作りは
同業者の自分らも、いつも勉強させられる素晴らしいガーデンセンター。
ガーデン施工も連動しており、花木の販売も提案型。
PM4:00になり、一段と寒さも増してきた。これぞ「赤城おろし」。
少し早いがこの辺で本日の視察は終了。
一行は本日宿泊する高崎駅前のホテルへ。
チェック・インを終え、視察では誰よりも真剣に植物をチェックしていた幹事でもある小林氏。
しかし、この後繰り広げられる「高崎ナイト」を意識してか、抑えられない笑顔が。
(変な店なんか行かね~かんな!)
そして我ら7人は、まだ明るい高崎の街へと繰り出した。続きは明日のブログで。