家に着き部屋に入ると、さらに涙が溢れてきた。
彼から電話やメールがくる事を期待したが、それもない。
堪らずメールを打ち始めた。
今日の許せなかった事や、悲しかった事をメールに打ち込んだ。
すぐに彼から電話が…。
「ごめんっていってるじゃん。」
彼の言い方はイライラしていた。
どうしてこんなに冷たいの?
私は彼との今後を少し冷静に考えたくなった。
「わかった。もういいよ。」
そういって電話を切った。
次の日、彼からごめんねメールがきた。
ホッとした。
このままメールがなかったら、終わらせてしまってもいいと思っていたからだ。
でも、メールがきただけで簡単に笑顔にはなれなかった。
あの誕生日以来一週間ぶりに彼と会う約束をした。
彼がやってきた。
まだ機嫌が悪い私に、彼は小さいプレゼントを手渡した。
大きさからして指輪ではない事はわかったが、なんだろう??
開けてみると、以前欲しいと言っていたipodだった。
彼は彼なりに反省し、誠意を見せたのだと思う。
彼はとっても不器用だが、私の事は好きなんだと思う。
私も単純なのかもしれないが、彼をやっぱり好きなんだって再確認した。