昨日は滋賀南部も寒くて
 
雪がちらつきました。
 
1年で一番寒い季節。
 
暖かくして乗り切りましょうね。

 

 

 

 

 

こんにちは。

 

うつ病の治療をしながら

 

趣味の登山を再開して

 

・疲れないペースを守る

 

・疲れないための休憩をしっかり取る

 

・疲れたらしっかり休んで回復させる

 

ことが日々の生活でも

 

大切と気づいて実践し

 

うつ病の波とうまく付き合えるように

 

なったよしこです。

 

 

私の自己紹介とうつ病回復の記録はこちらを読んでねハチ
 
 
タイトルにも書いた通り
 
今日は私が言われてモヤっとした言葉について
 
書こうと思います。
 
なぜモヤっとしたのかやっと答えが出たので。
 
 
 
 
「PMSでも働いている人もいる」
 
これは以前行っていた鍼灸院で言われました。
 
約2年前。
 
今から思えば更年期に差し掛かった私は
 
生理前のしんどさが
 
少しきつくなっていました。
 
イライラすることも増えて
 
横になる時間も増えていました。
 
その時に色々調べて
 
PMSと言うよりもPMDDに近いかも。
 
と、自分で予測を立てて
 
鍼灸院の先生に言ったんです。
 
 
 
 
 
 
 
そしたら
 
「よしこさんは自分から病気に
 
 寄って行っている」
 
みたいなことを言われました。
 
そして、
 
横になる時間が増えていることに対して
 
「PMSでも働いている人もいる」
 
って言われました。
 
 
 
んなこたぁ分かってるんだよ!!
 
でも、できないから辛いんだよ!!
 
って今の私なら怒り心頭ですが
 
当時の私は
 
「PMSでしんどくても動かなくちゃ
 
いけないんだな」って思ったし
 
無職を気にしているこころを
 
少しえぐられた気持ちになりました。
 

 

 

 
 
 
でも、
 
生理前にしんどいのは本当なので
 
心療内科の医師にも伝えたところ
 
・炭酸リチウムを飲んでみる?
 
と、提案されて気分の波のグラフもつけ始めて
 
気分の波が穏やかになったのでした。
 
 
 
2年経った今でも炭酸リチウムは飲んでいます。
 
飲んでいても
 
生理前から生理中は気分の上下が
 
大きくなったり
 
ひどく疲れると波が大きくなるので
 
お薬の量を増やしてもらったりもしました。
 

 

ピンクのところが生理中

波がガタガタです…

 

 
 
 
私は好き好んで
 
気分の波を起こしてる訳ではないのに
 
「よしこさんは自分から病気に
 
 寄って行っている」
 
って言われたことは今でも辛いです。
 
 
 
鍼灸院の先生は
 
私に家に閉じこもらずに
 
外に出て欲しかったのだろうと思うし
 
当時は剱岳に登りたいという目標を掲げて
 
トレーニングをしていたこともあり
 
「それじゃ登れないよ」と、
 
背中を押してくださったのだろうとは
 
思うんです。
 
 
 
でも、
 
「PMSでも働いている人もいる」
 
って言葉は
 
当時の私の状況を否定されたように
 
感じましたね・・・。
 
ずっとモヤモヤしてました。
 
 
 
 
で、この私のモヤモヤを
 
言い表してくれたのが精神科医の藤野先生。
 
「X」でこんな風に呟いておられます。

 

 
 
ああそうか、私は他の人と比べられたから
 
モヤっとしたんだなと分かりました。
 
おなじPMSでも私には私のしんどさがあって
 
私なりの過ごし方がある。
 
 
 
私も生理痛が酷かったり
 
生理が重い中、働いていたこともあるので
 
PMSがありながら働く人の
 
大変さは分かる気がします。
 
でも「PMSでも働いている人もいる」
 
って言葉は当時の私にとって何の救いにも
 
ならなかった。
 
 
 
うつ病だって同じです。
 
私自身30年間のうつ病人生の中で
 
お薬を飲みながら働いていた時期もあるし
 
お薬を辞められた時期もあります。
 
けど、今はお薬を飲んで
 
就労はできない状態です。
 
「うつ病」と一言で言っても
 
症状やできることには個人差がある。
 
それをたとえば
 
「○○さんはうつ病でも働いてるよ」
 
「〇〇さんはお薬やめたんだって」
 
とかって人と比べることに何も意味は
 
ないと思います。
 
 
 
人は自分が経験していないことは
 
分からないもの。
 
そして人は自分が思ったことを
 
言うものだから
 
モヤっとする言葉を言われても
 
それを受け流せるすべを
 
身につけたいなと思います。
 
(私は今回ブログに書くことで
 
昇華できそうな気がします。)
 
 
 
あとは
 
「そんなお薬飲まない方がいいんじゃない」
 
って前に美容師さんに言われましたね・・・。
 
長い間髪を切ってもらっていた方だったので
 
うつ病のことも伝えていたのですが
 
「そんなお薬飲まない方がいいんじゃない」
 
って言われると
 
うつ病のお薬は悪いものみたいですよね。
 
 
 
私は鉄欠乏貧血なので鉄を補うために
 
鉄とビタミンCを服用していますが
 
うつ病も同じです。
 
セロトニンが不足するから
 
それを補うお薬を飲んでいる。
 
夜、しっかり眠れないと辛いから
 
眠れるお薬を飲んでいる。
 
気分の波が大きくなると
 
体もしんどくなるから
 
気分の波を穏やかにする薬を飲んでいる。
 
 
 
それだけのことなんだけどなぁ。
 
 
 
 
たぶんこれらは
 
私がうつ病のことを気にしているから
 
引っかかってしまう言葉なんだろうけど
 
でも言われてから数年経っても
 
ずっと覚えているくらい
 
インパクトのある言葉でした。
 
 
 
私も何かの言葉で人に嫌な思いを
 
させているかもしれないという
 
自戒を込めつつ、今回記事にしました。
 
 
 
逆に言われてホッとした言葉は
 
・焦らずにゆっくりしたらいいんちゃうかな
 
でした。
 
私も病気療養中の人には
 
同じ言葉をかけています。
 
だって本当にそうだし。
 

 

 

 
 
 
最後にもう一つ
 
藤野先生の言葉を貼っておきます。
 
 
 
 
 
「頼むからほっといて」
 
「あなたの理想を私に押し付けないで」
 
ってところに激しく共感しています。
 
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