小林麻央さんのブログ。

 

短い文章の中に

いつもたくさんのことが凝縮されている。

私もこんな風に書けるようになりたい。

 

 

この記事は

お母さんとのことを思い出したので、

リブログさせてもらった。

 

 

麻央さんのブログから引用

↓ここから

「病人と、看病する家族の立場を越えて

お互い、ちょっと疲れたね
と、泣いて抱き合うこともありだと」
 
~中略~
 
「闘病が特別でなく、
日常にならないと
解決しないのかもしれません。
そんなことは望んでいませんが。」
↑ここまで
 
 
私はお母さんのガンを知らされた時、
闘病するお母さんに弱さを見せては
いけないと思っていた。
 
病室では涙を我慢して、
何とはなしに話をして帰ってくる。
 
そんな私に
「お母さんに正直な気持ちを
出していいんだよ。」
とつぐみさんは言ってくれた。
 
信じられなかったけど。
怖かったけど。
 
(その時の様子を書いた私の記事。)
 
 
闘病する本人と、家族、
遠慮しなくていい。
疲れたね~ってみんなで泣いて、
心の糸をふっと緩ませる時間も
あっていいと思う。
 
私のお母さんはたった1ヶ月半の
闘病だった。
それでもしんどかった。
 
私はお母さんの前で
散々泣いて、お母さんも泣いて、
辛い気もちを共有して。
 
そうするうちに
お母さんも色々わがままを
言うようになった。
 
ノンアルコールのシャルドネが
飲みたい、
こんなところにいたくない、
病院の食事は餌や等々。
 
でも、そんな風に意思表示
してくれることが
私たち家族にはうれしかった。
 
お母さんの想いが叶えられたから。
 
 
麻央さんの闘病はもう2年くらいだろうか。
「頑張る」じゃなくて「楽ばる」と仰る家族。
だけど、疲れは溜まるだろう・・・。
 
家族だからこその
葛藤、すれ違い、悲しみ・・・。
見えない思いを抱えておられるのだと思う。
 
そして、そんな思いを発信してくださる
麻央さんをすごいと思っている。
 
もちろん、闘病が日常になっては欲しくない。
家族と治療をしている麻央さんではなく、
家族の中に治療をしている麻央さんがいる。
っていう風になるといいのかな。
 
もうそうなっておられるかもしれないけれど。
私にはうまく書けない・・・。
 
以前、麻央さんがお医者さんに言われたこと
として書いておられた言葉
「癌の影に隠れないで」
やっぱりまずは麻央さんがいること。
家族の中にいること。
それが第一。
 
そしてそれは麻央さんだけではなくて、
病気と闘っている人みんなに言えること。
まずは自分がいること。
それが大事なんだと思う。
 
私もウツの影に隠れるのではなく、
1人の人間として私がいることが大事。
そこからだ。