ゴーン被告は、もし途中で見つかったらどうするつもりだったのか。
「どうせバレッこない」と、結局我が国の司法を甘く見ていたのだろう。
いずれにせよ、日本の司法制度を今けちょんけちょんに批判してるゴーン氏だが、なぜ、そんな日本で、あれだけの会社の社長になり、また、少なくとも嫌疑をかけられるような不始末をしたのか? …いま彼がやってる記者会見で私が聞きたいのはそこだ。
と、同時に、レバノンの刑事司法は日本の刑事司法よりよほど上等なのかな…とも思う。どうなんだ、ゴーンさん!
ところで、みなさん意外に思われたかもしれないが、被告人が保釈中に逃亡しただけでは、罪にならない。さらに、最初の話に戻るが、仮にゴーン氏が逃亡中に見つかっていたら、警察はその場で氏を身柄拘束できていたか、といえば、実はそれもノーなのである。
つまり、現行法では、保釈が取り消され、勾引状が執行されることによって初めて被告人は、つかまる。箱に入ってたゴーン氏を見つけても、それだけでは、その場で取っ捕まえることなどできない、ということだ。
さて、「もし見つかったらどうするつもりだったのか」と書いたが、ゴーン氏は絶対に大丈夫だと思っていたからこそ逃げたのだろう。だとすると、その自信と大胆さは見習わねばならない。しゃくだけど、あっぱれだ。
法の盲点をついた、というか、間隙をぬって海外に逃亡したゴーン氏。…それにしても、金の力が最後はものをいうのだなぁ。プライベート・ジェットなんて全面禁止すりゃいいのに!
…無罪請負人にならぬ大荷物背負人の負け惜しみでした。
明けましておめでとうございます。
旧年中は大変お世話になり、ありがとうございました。
本年もなにとぞよろしくお願い致します。



ももクロや福山と春迎へたる民幾万よつつがなくあれ
いま、Aさんの手術が終わるのを病院の「家族待合室」で待っているが、「だいじょうぶかな。うまくいくだろうか…」とか、全然心配してないんだから、俺って本当に鬼の中の鬼、世界一さもしい弁護士だといえよう。
それにしても退屈なので、こうしてブログの更新をしている。
さて、平成31年から令和元年、2019年のマイ・十大ニュースを振り返ろう(勝手にしろって? ユウちゃん。じゃ、そうさせてもらうよ。)
第10位は、ある病気にかかって長期療養を強いられたこと。また、重い荷物がたたったか、左腕が痛くなったこと。腰も痛めたこと。
第9位は、物忘れがひどくなったこと。
第8位は、平成から令和に変わったとたん、なぜか裁判で負けなくなったこと。…年が変わるのがすごく心配。
第7位は愛犬の死。
第6位は、守秘義務の関係でくわしくは言えないが、ある事件である被疑者の社会復帰の手助けをしたが、あまり感謝されてないようであること。
第5位は、台風で家の中が水浸しになったこと。ただ、その程度ですんだこと。
第4位は、水浸しになったのもそのままにして、今年もまったく掃除をしなかったこと。したがって、家がますますゴミ屋敷になったこと。
第3位は、にもかかわらず、事務所から家に大量の書類とかを運びこんだこと。要は引退に備えて事務所を縮小したこと。したがって、家がゴミ屋敷であるだけでない、まさに足の踏み場もない「人の住めない場所」になってしまったこと。そのため私は行き場を失ったこと。
第2位は……「Aさんのご家族の方。手術終わりましたよ。先生からご説明です、どうぞ。」
「はい。今すぐ参ります。」
……さて、第2位は、こうしてAさんの手術が無事に終わったこと。ホントによかったです。
そして第1位。それはこのつたないブログをあなたがこうして最後まで読んでくださったことです。本当にどうもありがとうございました。このご縁に心から感謝いたします。
みなさま良いお年を。あ、その前に「メリークリスマス!」
私はこれから東京に帰ります。