こんにちは、こんばんは。
3つ目のツォルキン戦略になります。
今回の戦略は通常ルールでは4人対戦ならなんとか戦える……程度の戦略でしたので、ウジュマルリミット4人戦での想定としてます。
こちらの制限ルールの方が他の戦略も活躍しやすくなっているので楽しいですし。
デザイナーバリアントルール:ウジュマルリミットについてはこちら
▪パレンケ建物戦略
基本戦略(ヤシュチラン建物戦略)がウジュマルリミットによってやや弱体化した今、最も使いやすく、行動の振り幅が広くて自由度が高いのがパレンケ戦略です。
パレンケ戦略にはパレンケ宗教、パレンケ建物、パレンケ×チチェン辺りが戦略の筋になっていきますが、今回はパレンケ建物戦略について見ていきましょう。
▪得点源
主な得点源は記念碑と建物になります。特に建物を低コストで買いつつ技術の建物+2点でこつこつ稼いでいきます。
信仰の段数でも大きな得点源になっていますが、基本的には建物で信仰を上げています。その為建物がとれなければ信仰の点もとれなくなるので、他に建物を狙う相手がいる場合は購入の優先権に常に気を配りましょう。
▪立ち回り
第一世代…
緑技術+3と労働者4~5人の確保が最優先です。
その後はできるだけ早く赤黄技術を+3まで持っていきます。
第二世代…
赤黄技術+3まで上げて労働者6人まで確実に上げます。
その後は建物をコーンで取りつつ、建物の効果で資源や信仰を増やしていきます。
点数的にどこかで記念碑を1つ以上取らなければならないので、資源獲得のタイミングを図りつつやりましょう。
▪実践解説
いつもの通り実践での解説をしていきます。
0日目:資源選び
できるだけ技術上げの回数を減らしたいので関連する技術+を取るのですが、労働者が1番効率良さそうですね。
次にコーンの多い+灰技術をとります。
①Ux.0、②Ux.1
パレンケ戦略は他の戦略と違ってUx.2で変換することなくコーンをドバドバ取れるのが強みです。
ヤシュチラン戦略の場合、資源をコーンに変換する手間が入るので序盤を労働者4人で回すことが多いのですが、パレンケは直でコーンが取れるので速攻5人くらいまで労働者増やしても何とかなります。
なので今回は初手から4人いますが、3人の場合でも労働者狙いで2ターン連続置きにするのも時として有効ですね。
①Pa.0、②Pa.1
移動用のコーンと技術上げ用の木材を取りに行きます。
①Ux.3…労働者+1
パレンケを回すターン稼ぎも予て労働者を増やします。即5人になったのは強いです。
なんかUx.3に置けたのでそっちに置きました。
結果として前ターンでパレンケから回収した意味があまりなかったんですが、コーンタイルは減らしておく方が終盤での相手の選択肢を減らせするのでコストが同じならやってた方がいいですね。
7日目:取り
①Pa.4…コーン+7
②Ux.5→Ti.3…緑技術+2
③Ux.4…建物購入…信仰+1→追加購入権…緑技術+1
単純にティカルから技術を上げる方がコーンの消費を抑えられたのですが、建物に関する記念碑が2つもあるので建物から上げることにしました。
置いたターンに誰も金を持ってなかったので大丈夫とは思ってましたが、ちょっと賭けでしたね。
8日目:取り(決算)
①Pa.3…コーン+8
②Pa.4…コーン+10
流石に12点も失うわけにはいかないのでここでコーンを回収します。
相手の実力が大したことないなら多少失点して技術上げても終盤貫けますが、レベルの高い相手には通用しないので回避しましょう。
9日目:置き
①Pa.0、②Pa.1、③Ux.0、④スタP
ここのウジュマル置きの意味は特にないです。
Ux.2で木材に変えるか、Ux.4で建物購入か、Ux.5で赤黄技術上げるかって感じですね。状況に応じて決めます。
あとスタPを取ってもコーンの数は変わりませんが、他PLにコーンを取らせない為に取ってます。手番順は建物の購入時以外はどうでもいいですしね。
だから緑PL辺りが取っててもおかしくなかったんですが、最後の手番になって置く場所がなくなることをケアしたっぽいです。
10日目:置き
①Pa.0、②Pa.4
準備はほぼ整ったのでパレンケで物量作戦を始めます。
11日目:取り
①Pa.5…コーン+12
ここで2コマくらい回収しても良かったんですが、決算日にコマ回収をするための調整として2連続で取ることにしました。
12日目:取り
①Ux.3…労働者+1
回収ターンの調整したら丁度労働者を増やせました。
一月かけてターンベースでやってたんで正直そこまで考えて配置してたかは覚えてないんですが、まあたまたまでしょうね。
13日目:置き
①Pa.0、②Ti.0、③Ti.3
パレンケで30コーン分の行動保証があるのでティカルで赤黄技術を上げに行きます。
14日目:取り(決算日)
①Pa.5…木材+5
②Pa.6→Pa.5…コーン+12
③Ti.1…赤黄技術+1
④Ti.3…赤黄技術+2
赤黄技術をMaxまで上げます。
正直普通なら技術+2で止める場面なんですが、次のターンに8コーンしか手元に残らず、しかもこのターンで緑PLが、次のターンで青▪赤PLが労働者を配置することが確定してるので自分が置きたい場所に労働者を置けない可能性が高いです。
どのみち2回に分けて置くならばってことで4コマ回収にしました。
どうせ今回の戦略でのティカルの役目はほぼ終わってますし。
第二世代からUx.4をメインに建物を漁っていくので、青PLとの競合に気を付けつつ配置していきます。
①スタP、②Pa.0、③Pa.1
ここは追加行動権付の建物を取るためにスタPを取ります。
できれば高速回転もしたいのですが、戦略の被ってる緑PL次第ですね。
19日目:取り
①Ux.3→Ux.2…木材+7、鉄+2
②Ux.5→Ti.4…食料免除の建物と追加行動の建物を購入→Pa.5…コーン+12
③Ux.4…3信仰の建物を購入
緑PLが高速回転前提の配置をしてきたので高速回転はしませんでした。
Ux.2も特に使う必要はなかったのですが、食料免除の建物を緑PLに取らせないためだけに使いました。戦略被りは早めに叩かないと共倒れになるから仕方ない……。
まあでも余らせるのは木材より鉄か金のしてた方がよかったですね。記念碑の狙いが露骨すぎるので。
20日目:置き
①Ux.0、②Ux.1、③Ux.3
ここは4コマ置かず、次ターンに2コマ回収して3置き3回収の帳尻を合わせます。
建物次第では信仰が上がって資源が手に入るので、コマの配置よりも建物購入を優先したって感じです。丁度コーンも手に入りますし。
21日目:取り
①Pa.4…コーン+10
②Ux.4…緑信仰の建物購入
たった1コーンのコストで信仰+2と5得点、さらに信仰ボーナスで水晶と木材+1は美味しすぎますね。この戦略の最大の強みな場面です。
ここの処理は正直むちゃくちゃ悩んだし、これが最善だったかは微妙なラインですね。
たぶん建物×2とった方がよかった。
という感じでした。
だいたい前半はパレンケメイン、後半はウジュマルメインって立ち回りでしたね。
ここの計測上ではティカルが少ないですがUx.5での回数が含まれていないみたいなので、一応6回くらいは使ってたんじゃないでしょうか。
最後は微妙に資源が足らなかったので届きませんでしたが、上手くもう1つ記念碑をとれれば100点越えも可能です。
困ったらパレンケに投げとけばいいし、コンスタントに得点が増えていくので状況の把握や先読みもしやすく初心者向けですね。
体感的には今チチェン・イツァ宗教戦略の次に強い印象で、とりあえず悩んだらこの戦略やってます。
てなわけで今回は以上です。それでは。
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